文学賞は様々ありますが、漫画では、この賞が一番信頼がおけるのでは。

 

お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎(40)が、50歳近く年上の女性の大家のおばあさんとの“ひとつ屋根の下”での生活を描いた漫画家デビュー作『大家さんと僕』(2017年10月発売)が、第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞した。

お笑い芸人の同賞受賞、さらに本職の漫画家以外が作画した作品の受賞も初となる。

(引用元 https://search.yahoo.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/14627363/%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEYASgB)

 

わたしも読みましたが、めちゃくちゃ癒されました。

大家さん、素敵な女性。

でも、自分のばあちゃんに会いたくもなる。

矢部さん羨ましい。

 

 

手塚治虫文化賞とは

 

 

手塚治虫の業績を記念し、「マンガ文化の健全な発展」を目的に1997年に創設。

選考委員として、業界の重鎮ではなく「現在の漫画をよく読む人物」が選ばれている点、選考委員の審査内容が公開される点が特徴である。

 

選考年の前年に発行され、読者・選考委員から推薦された単行本が対象(このため連載中の作品でも単行本が出なかったものは選考対象にならない)

審査員の投票による一次選考ののち、最終選考を経て各受賞作が決定される。

選考委員の推薦・投票内容は公開される。

(引用元 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/手塚治虫文化賞

 

審査内容が公開されるのがいいですね。公正で。

挙がってくる漫画も納得のラインナップで、このへんので本棚を埋めたいなーと思います。

 

 

第22回(2018年)受賞作一覧

 

 

マンガ大賞:野田サトル『ゴールデンカムイ』

新生賞:板垣巴留『BEASTARS』

短編賞:矢部太郎『大家さんと僕』

特別賞:ちばてつや

(『ひねもすのたり日記』18年ぶりの単行本観光および長年の業績やマンガ文化への貢献に対して)

 

最終候補作品

Ark Performance『蒼き鋼のアルペジオ』

田中圭一『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』

田辺剛『狂気の山脈にて』

おざわゆき『傘寿まり子』

鳥飼茜『先生の白い嘘』

石黒正数『それでも町は廻っている』

石塚真一『BLUE GIANT』

LF・ボレ作、フィリップ・ニクルー画、原正人訳『MATSUMOTO』

白井カイウ原作、出水ぽすか作画『約束のネバーランド』

 

社外選考委員

秋本治、杏、桜庭一樹、里中満智子、中条省平、南信長、みなもと太郎、ヤマダトモコ

 

 

最終候補作含め、半分くらいは読んでました。

おもしろいのは、本屋さんで平積みされて、目につくとこにありますよね。

 

ゴールデンカムイは、アニメがまだ3話なので、まだ見てない方も追いつけるかも。

 

 

 

過去の受賞作一覧

 

 

こちらは多いので、最終候補作品は泣く泣く割愛しました。

該当なしや、漫画作品ではなく創作・普及活動そのものが対象になっている場合もあります。

 

入手しやすい、新しいものから、遡ってご紹介します。

 

第21回(2017年)

マンガ大賞:くらもちふさこ『花に染む』

新生賞:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』

短編賞:深谷かほる『夜廻り猫』

特別賞:秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

 

第20回(2016年)

マンガ大賞:一ノ関圭 『鼻紙写楽』、あずまきよひこ『よつばと!』

新生賞:安藤ゆき『町田くんの世界』

短編賞:中崎タツヤ 『じみへん』

特別賞:京都国際マンガミュージアム

 

第19回(2015年)

マンガ大賞:ほしよりこ 『逢沢りく』

新生賞:大今良時『聲の形』

短編賞:吉田戦車 (一連の作品に対して)

特別賞:みつはしちかこ『小さな恋のものがたり』

 

第18回(2014年)

マンガ大賞:羽海野チカ 『3月のライオン』

新生賞:今日マチ子 『みつあみの神様』など

短編賞:施川ユウキ 『オンノジ』など

特別賞:藤子不二雄A 『まんが道』『愛…しりそめし頃に…』

読者賞:小山宙哉 『宇宙兄弟』

 

第17回(2013年)

マンガ大賞:原泰久 『キングダム』

新生賞:山本美希 『Sunny Sunny Ann!』

短編賞:業田良家 『機械仕掛けの愛』

 

第16回(2012年)

マンガ大賞:岩明均 『ヒストリエ』

新生賞:伊藤悠 『シュトヘル』

短編賞:ラズウェル細木 『酒のほそ道』など

特別賞:あの少年ジャンプ(東日本大震災直後、仙台市の塩川書店五橋店が譲られた1冊の「週刊少年ジャンプ」を回し読みに提供し、子どもたちに元気や勇気を与えた。マンガの持つ力に対して)

 

第15回(2011年)

マンガ大賞:村上もとか 『JIN-仁-』、松本大洋/原作・永福一成『竹光侍』

新生賞:荒川弘 『鋼の錬金術師』

短編賞:山科けいすけ 『C級さらりーまん講座』『パパはなんだかわからない』等

 

第14回(2010年)

マンガ大賞:山田芳裕 『へうげもの』

新生賞:市川春子 『虫と歌』

短編賞:ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』

特別賞:米澤嘉博(マンガ研究等の業績)

 

第13回(2009年)

マンガ大賞:辰巳ヨシヒロ 『劇画漂流』、 よしながふみ『大奥』

新生賞:丸尾末広 『パノラマ島綺譚』

短編賞:中村光 『聖☆おにいさん』

 

第12回(2008年)

大阪府立国際児童文学館(2008年度特別賞)

マンガ大賞:石川雅之 『もやしもん』

新生賞:島田虎之介 『トロイメライ』

短編賞:大島弓子 『グーグーだって猫である』

特別賞:大阪府立国際児童文学館

 

第11回(2007年)

マンガ大賞:山岸凉子 『舞姫 テレプシコーラ』

新生賞:のぞゑのぶひさ、原作/大西巨人、企画・脚色/岩田和博 『神聖喜劇』

短編賞:森下裕美 『大阪ハムレット』

 

第10回(2006年)

マンガ大賞:吾妻ひでお 『失踪日記』

新生賞:ひぐちアサ 『おおきく振りかぶって』

短編賞:伊藤理佐 『女いっぴき猫ふたり』など一連の作品に対して

特別賞:小野耕世(海外コミックの紹介と評論活動)

 

 第9回(2005年)

マンガ大賞:浦沢直樹、原作/手塚治虫『PLUTO(プルートウ)』

新生賞:こうの史代 『夕凪の街 桜の国』

短編賞:西原理恵子 『毎日かあさん』『上京ものがたり』

特別賞:川崎市市民ミュージアム

 

第8回(2004年)

マンガ大賞:岡崎京子 『ヘルタースケルター』

新生賞:もりもと崇 『難波鉦異本(なにわどらいほん)』

短編賞:秋月りす 『OL進化論』など一連の作品

特別賞:みなもと太郎 (歴史マンガの新境地開拓等)

 

第7回(2003年)

マンガ大賞:高野文子 『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』

新生賞:小畑健、原作:ほったゆみ 『ヒカルの碁』

短編賞:いしいひさいち 『現代思想の遭難者たち』『ののちゃん』等

特別賞:水木しげる

 

第6回(2002年)

マンガ大賞:井上雄彦 『バガボンド』

マンガ優秀賞:三浦建太郎 『ベルセルク』

 

第5回(2001年)

マンガ大賞:岡野玲子、原作:夢枕獏 『陰陽師』

マンガ優秀賞:しりあがり寿 『弥次喜多 in DEEP』

特別賞:丸山昭(トキワ荘の作家を育てた功績)

 

第4回(2000年)

マンガ大賞:諸星大二郎 『西遊妖猿伝』

マンガ優秀賞:望月峯太郎 『ドラゴンヘッド』

特別賞:フレデリック・L・ショット(日本マンガを海外に紹介)

 

第3回(1999年)

マンガ大賞:浦沢直樹 『MONSTER』

マンガ優秀賞:さそうあきら 『神童』

特別賞:夏目房之介(マンガ批評)

 

第2回(1998年)

マンガ大賞:谷口ジロー、原作:関川夏央 『「坊っちゃん」の時代』

マンガ優秀賞:青木雄二 『ナニワ金融道』

特別賞:石ノ森章太郎(マンガ界への長年の貢献)

 

第1回(1997年)

マンガ大賞:藤子・F・不二雄 『ドラえもん』

マンガ優秀賞:萩尾望都 『残酷な神が支配する』

特別賞:内記稔夫(現代マンガ図書館の設立)

 

 

以上です。

やっぱり良い作品が多いので、漫画村のように、価値を下げるような行為には、加担したくないですね。

 

来年も、良い作品に出会えますように(祈)