中日春秋
2014年5月8日
「光の大切さが分かるのは、暗闇の中にいる時です。声の大切さが分かるのは、声を上げるなと言われた時です」。女子の教育の権利を訴え続けたため、イスラム武装勢力に撃たれ、瀕死(ひんし)の傷から立ち直ったパキスタンの少女マララ・ユスフザイさん(16)は昨年七月、国連本部で自らの体験と教育への情熱を語った
▼貧困と不正、テロに立ち向かうために、「本とペンを持ち闘いましょう。それこそが私たちの最も強力な武器なのです。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変えるのです」
▼マララさんは今、暗闇の中にいるアフリカの少女たちのために、祈り続けているはずだ。ナイジェリアの女子校をイスラム武装勢力が襲い、二百数十人もの生徒を拉致した
▼西洋流の公教育を敵視し、学校襲撃を重ねてきたこの組織の指導者が犯行声明を出したそうだ。「少女たちは奴隷として売り飛ばす」
▼全世界では小学校にも通えない女の子が三千万人を超え、奴隷のように扱われる少女たちが無数にいる。アフリカで起きたおぞましい出来事は、そんな世界の闇をあらわにしたのだ
▼それにしても、娘をさらわれた親御さんたちの心痛、いかばかりか。マララさんはナイジェリアの少女たちへの思いを、英BBCに語っている。「彼女らのことを忘れるということは、自分の姉妹を忘れてしまうようなものです」
2014年5月8日
「光の大切さが分かるのは、暗闇の中にいる時です。声の大切さが分かるのは、声を上げるなと言われた時です」。女子の教育の権利を訴え続けたため、イスラム武装勢力に撃たれ、瀕死(ひんし)の傷から立ち直ったパキスタンの少女マララ・ユスフザイさん(16)は昨年七月、国連本部で自らの体験と教育への情熱を語った
▼貧困と不正、テロに立ち向かうために、「本とペンを持ち闘いましょう。それこそが私たちの最も強力な武器なのです。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変えるのです」
▼マララさんは今、暗闇の中にいるアフリカの少女たちのために、祈り続けているはずだ。ナイジェリアの女子校をイスラム武装勢力が襲い、二百数十人もの生徒を拉致した
▼西洋流の公教育を敵視し、学校襲撃を重ねてきたこの組織の指導者が犯行声明を出したそうだ。「少女たちは奴隷として売り飛ばす」
▼全世界では小学校にも通えない女の子が三千万人を超え、奴隷のように扱われる少女たちが無数にいる。アフリカで起きたおぞましい出来事は、そんな世界の闇をあらわにしたのだ
▼それにしても、娘をさらわれた親御さんたちの心痛、いかばかりか。マララさんはナイジェリアの少女たちへの思いを、英BBCに語っている。「彼女らのことを忘れるということは、自分の姉妹を忘れてしまうようなものです」