中日春秋
2010年11月11日
ミャンマー軍政のお偉方たちは、少々、ご不満ではあるまいか
▼久しぶりにやった総選挙を、オバマ米大統領に「自由でも公正でもなく国際的な基準を満たしていない」とくさされて。中国を兄とも頼む国だけれど、きっとこう思っているだろう。基準も何も、中国なんて、そもそも選挙自体していないじゃないか
▼日本や欧米という、いわば“先進国クラブ”の共通項は「民主主義+市場経済」だ。自由や人権の尊重という根本的な価値観を同じくし、当然「国際的な基準を満たす」選挙も行っている。対して「一党独裁+市場経済」で国際社会に台頭してきたのが中国である
▼最近、その国の尊大な振る舞いに、クラブの面々は目を剥(む)いている。尖閣諸島の一件しかり、反政府活動家へのノーベル平和賞授与式に参加するなと各国に脅しをかけている件しかり。だが、クラブ側にも責任はある
▼中には自由や人権を“大義”に戦争を仕掛ける国まであるのに、やれ世界の工場だ、世界の消費地だと“抱擁”してきたのだから。金のため「根本的な価値観」の差異に目をつぶってきた、と言っていい
▼選挙が行われ、言論の自由もあって、テレビ画面が突然、真っ黒になったりしない。他国とも協調的で、少数民族への弾圧もない…。中国にそんな日は来るのだろうか。きっと来る。ただ、時間は少しかかるのかもしれない。
2010年11月11日
ミャンマー軍政のお偉方たちは、少々、ご不満ではあるまいか
▼久しぶりにやった総選挙を、オバマ米大統領に「自由でも公正でもなく国際的な基準を満たしていない」とくさされて。中国を兄とも頼む国だけれど、きっとこう思っているだろう。基準も何も、中国なんて、そもそも選挙自体していないじゃないか
▼日本や欧米という、いわば“先進国クラブ”の共通項は「民主主義+市場経済」だ。自由や人権の尊重という根本的な価値観を同じくし、当然「国際的な基準を満たす」選挙も行っている。対して「一党独裁+市場経済」で国際社会に台頭してきたのが中国である
▼最近、その国の尊大な振る舞いに、クラブの面々は目を剥(む)いている。尖閣諸島の一件しかり、反政府活動家へのノーベル平和賞授与式に参加するなと各国に脅しをかけている件しかり。だが、クラブ側にも責任はある
▼中には自由や人権を“大義”に戦争を仕掛ける国まであるのに、やれ世界の工場だ、世界の消費地だと“抱擁”してきたのだから。金のため「根本的な価値観」の差異に目をつぶってきた、と言っていい
▼選挙が行われ、言論の自由もあって、テレビ画面が突然、真っ黒になったりしない。他国とも協調的で、少数民族への弾圧もない…。中国にそんな日は来るのだろうか。きっと来る。ただ、時間は少しかかるのかもしれない。