中日春秋
2010年4月20日
鳩山内閣の支持率が、最近の時事通信の世論調査結果では、ついに23・7%まで落ちた。ちょうど米大リーグの強打者トニー・グウィンに打率2割3分の打者を評した言葉がある。曰(いわ)く、<自分がなにをしたいのか、まるっきりわかっていない打者>
▼実はこれ、前の麻生内閣の支持率が23%ほどに落ち込んだ時にも小欄で引用した。心苦しいが、歴史的政権交代にもかかわらず再び国民の失望が同じレベルに達したことに鑑(かんが)み、流用させていただいた次第
▼麻生首相の誕生時には作家ワイルドの言葉、<楽観主義者はドーナツを見、悲観主義者はドーナツの穴を見る>を引き、著書に色濃い麻生さんの楽観主義について書いたが、これまた鳩山さんに流用できそうだ。やはり「常にドーナツを見る人」とも思える
▼例の米軍普天間飛行場移設問題で、公約の五月中決着を危ぶむ見方が強まっているのに、首相の発言が不可解なほど楽観的なのだ。その点でブレはなく、せっかく官房長官がぼかそうとしたのに、自ら「決着」の定義を明確化してハードルを上げたほど
▼自信満々、移設先の「腹案がある」と宣言もし、その腹案と目される徳之島で大規模反対集会が行われても「大変なエネルギー。一つの民意だ」とまた余裕のコメントだ
▼こうまで楽観的だと、もしや秘策が…と疑いたくなる。いや、それこそ楽観的すぎるか。
2010年4月20日
鳩山内閣の支持率が、最近の時事通信の世論調査結果では、ついに23・7%まで落ちた。ちょうど米大リーグの強打者トニー・グウィンに打率2割3分の打者を評した言葉がある。曰(いわ)く、<自分がなにをしたいのか、まるっきりわかっていない打者>
▼実はこれ、前の麻生内閣の支持率が23%ほどに落ち込んだ時にも小欄で引用した。心苦しいが、歴史的政権交代にもかかわらず再び国民の失望が同じレベルに達したことに鑑(かんが)み、流用させていただいた次第
▼麻生首相の誕生時には作家ワイルドの言葉、<楽観主義者はドーナツを見、悲観主義者はドーナツの穴を見る>を引き、著書に色濃い麻生さんの楽観主義について書いたが、これまた鳩山さんに流用できそうだ。やはり「常にドーナツを見る人」とも思える
▼例の米軍普天間飛行場移設問題で、公約の五月中決着を危ぶむ見方が強まっているのに、首相の発言が不可解なほど楽観的なのだ。その点でブレはなく、せっかく官房長官がぼかそうとしたのに、自ら「決着」の定義を明確化してハードルを上げたほど
▼自信満々、移設先の「腹案がある」と宣言もし、その腹案と目される徳之島で大規模反対集会が行われても「大変なエネルギー。一つの民意だ」とまた余裕のコメントだ
▼こうまで楽観的だと、もしや秘策が…と疑いたくなる。いや、それこそ楽観的すぎるか。