2015年9月19日、中央大学大学院戦略経営研究科の修了式・学位授与式がありました。私も無事に修了する事が出来ました。関係者の皆様、本当にありがとうございました!心より感謝申し上げます。

入学した2013年9月から修了するまでの2年間は私にとって貴重な、一生の宝とも言える時間でした!周囲の方々のご支援を頂きながら、何とか修了する事が出来た為、2年間ビジネススクールに通い、どんな学びがあったのか、私なりに感想を記し、ブログに残したいと思います。

そもそも、私のビジネススクールへの入学動機は、一流の経営者になりたい、ソウルドアウト社の社長として、更に自分を鍛え上げなければならない! そんな危機感というか使命感、責任感のような思考が起点でした。

そこで私は、現在の仕事の領域であるマーケティングを専攻し、経営全般を学ぼうと考え、マーケティング論やブランド論においての第一人者でもある田中洋教授のいる中央大学のビジネススクールを選択しました。そして入学してマーケティングを専攻しました。授業では、マーケティング領域はもちろん、経営戦略やイノベーション、人的資源やリーダーシップ、法務やファイナンスなど、戦略経営とは何か、を体系的に学べた事は今後の実務に生かす事が出来る、とても大きな財産となっている事は間違いありません。

しかし今回は、授業で得た知識ではなく、ビジネススクールに通ったからこそ得られた「学び」をブログに記載してみたいと思います。

一つ目は、何と言っても田中先生との出会いにより、「マーケティングの魅力」を再確認できた事です。私にとって何よりも大きな財産となりました。経営におけるマーケティングの役割の重さ、範囲の広さ、専門性の深さは想像以上であり、学習が進むにつれて知識欲がより一層刺激されました。例えば、田中先生のブランド戦略論の授業では、目から鱗の話ばかりで、理論やケースに触れる度にハンマーで殴られたような衝撃がありました。また私は、田中ゼミに入れて貰う事が出来た為、授業だけではなく何度も田中先生と会話をする機会を得る事が出来ました。先生との対話の時間が私の中で最も貴重な時間だったと言っても過言ではありません。

といいますのも、田中先生は私が質問した事を全て返答して頂けるのです。私は調子に乗って様々な相談をさせて貰っていました。その際は、分かりやすくケースを用いて教えてくれたり、先回りして落とし穴を教えてくれたり、考え方の切り口を指南いただけたり、それどころか質問の内容を整理してくれる事も何度もありました。田中先生とお話しすると、いつも刺激で溢れ、アイデアがドンドンと湧いてきます。今から振り返ってみますと、田中先生と話をしたいが為に、相談に乗って欲しい為に、マーケティングをトコトン学び、勉強をした2年間であったような気がしています。個人的には、田中先生には感謝の念しかありません。心から尊敬しています!卒業後も更にマーケティングを学び、田中ゼミの名を汚さぬよう精進していく事を誓いたと思います。

二つ目の学びは、時間管理について、今まで以上にシビアに考え、行動できるようになった事だと思います。これはビジネススクールに通ったからこそ得られたスキルだと思っています。通常の仕事をしながら学校へ行き、レポート提出を授業ごとに行わなければならないという状況は当初考えていた以上にハードであり、時間が幾らあっても足りません。私の場合、会食や出張も多かった為、優先順位付けをする事、時間配分を計画する事が必須な状態でした。そうしないと誰かに迷惑をかけてしまう事態に陥ります。改めて、ビジネススクールに2年間通った事で時間の重要性、優先度の意思決定能力、同時並行のマルチタスク技術を学ぶ事が出来たと思います。

三つ目は、多様性の破壊力を知った事です。私はネット業界にいる為、同業界には多くの知り合がいます。しかし全く違う業界の方々との交流は限定的でした。恐らく多くの方がそのような状態にあると思います。しかしビジネススクールの場合、多方面の業界や多種多様なキャリアをお持ちの方々がいるので、特にブレストを行う時には新たな発見の連続でした。切り口の違いに何度も驚きました。しかしこの多様性こそが、新たなアイデアの基となり、革新性の高い提案が出来るのだと実感できました。この体験は私にとって大きな学びでしたし、思考の枠を外して窓を広げる事、ダイバーシティの重要性を理解出来た事は大きな学びでした。

これら3つが私にとってビジネススクールを通じて得た「学び」だったと思います。振り返ってみて、自身を鍛える事が出来た貴重な機会であったと心から思います。

また、もう一つ加えるのであれば、周りへの感謝の気持ちが今まで以上に強くなった事も挙げられるかも知れません。土日に学校へ通う事を許してくれた家族への感謝、学校の勉強に時間を割く事を快く認めてくれて、且つ、気遣いをしてくれた会社の仲間への感謝、また素晴らしい同期の皆さんや田中ゼミの皆さんに励まされ、支援して頂いた仲間や先生の皆様への感謝など、簡単には言い尽くせない程、存在します。

修了式を迎えた事で、自分の中の感覚としては、あっという間の2年間だったような気もする一方、濃くて充実した2年間でした。私はこの2年間で学んだ事、得られた事を最大限、現在の仕事に生かして結果を残し、ソウルドアウト社を誠実で挑戦し続ける企業へと飛躍させていきたいと思います!


最後、修了式に出席してくれた娘と田中先生との記念写真。良き思い出です!



2015年4月1日、弊社でも入社式が執り行われました。
若干の緊張感があり、それがまた心地いい感じで、清々しい入社式でした。

15新卒の入社は25名。
全員との面談を思いだします。

昨年も説明会や面接にかなりの時間を割きましたし、選考プロセスも工夫しました。合否に悩んだら不合格としました。その関門を突破し、両想いになれた25名ですので、感慨ひとしおです。





入社式のあと、「私が自由に話をしても良い時間」を人事が用意してくれたので、であれば、という事で4時間しゃべりました(笑)

入社当日、社会人になった一日目、ただでさえ緊張しているのに、多くの事を聞かされても記憶に残らないかもしれないと思いつつ(笑)語りました。目がキラキラしてるから気合も入る。

私は、経営者の一つの役割にステークホルダーに会社の説明をする事(例えば会社の過去・現在・未来、経営方針、数字状況、HR施策などなど)もあると思っています。現社員などにも話をしてきた内容(資料)も溜まっていたので、それらを組みつけて話をしました。少しでも理解を深めてくれたら嬉しいな、と思います。

2015年4月1日時点で、社員はグループで191名となりました。
ますます成長を志向し、役立つ存在を目指します。そして社会に必要な企業と思われるような企業になっていきたいと思います。

本日、2014年10月1日水曜日、2015年新卒の内定式を行いました。
総勢27名、日本全国から集まってくれました。
新卒の皆も会社も、希望に満ち溢れた内定式でした。

多数のエントリー応募があった中から幾度かの面接をくぐり抜け、27名が内定となりました。全員が、ソウルドアウト社の志に共感してくれた未来の仲間です。その為、皆の顔を見渡した時、面接時の記憶が甦り、胸が熱くなりました。とにかく仲間が増える瞬間というのは、心から嬉しい!すぐ感極まりそうになるw

その嬉しい気持ちがある一方、気が引き締まるのも事実。そもそも仲間が増えると言う事は、顧客への価値提供が出来ていなければ成り立たない。いつでもそれを胸に刻み、事業に、顧客貢献に邁進しなければいけない、という想いが去来する。

加えて特に経営陣は、彼らの人生を預かる事を意味している訳で、いつでも誠実であり続け、誇り高き会社を作り上げる義務がある。その想いも腹の底から湧きたってくる。

現在、14新卒は一人も欠ける事無く、素晴らしい成長を遂げてくれている。会社が一丸となって育成に力を入れ、そして顧客貢献を成し遂げる事。この実践こそが経営の本質だと私は思っています。そんな原点回帰が出来る意味でも、とても良い内定式だったと思います。

最後、内定式の後に皆で写真を取りました。



これから共に、素晴らしいドラマチックでエキサイティングな歴史を作っていこう!