「失敗から得られるものよりは少ない。それよりも成功のケースから学ぶべきだ!」という論調がある。個人的に異論は無い。但し、これは組織が抱える事情や状況、ステージによって異なる、とも思っている。そしてソウルドアウト社は失敗も全員で学ぶべき、を選択し実行している。

そもそも失敗は無いほうが良いに決まってる。でも、どうしても起きてしまった場合、迅速に問題把握をして対応し、原状回復を図り、二度同じ事が起きない様に対策を練る。これは当前の事だ。

ただ、これを一つの現象として捉え、終わらせるのではいただけない。もう一歩踏み込んで、「失敗した事」を書面化して皆の前でその事象と対策を発表し、組織として同じ事が起きないよう共有していくという仕組みを作る事が肝要だと思っている。

これらの施策は良策だ!と思えるが、そう上手く事は運ばない。というのも、普通はミスは恥ずかしくて出来る限りオープンにしたがらないという心理が働くからだ。なので、この失敗を組織として生かしていく!と考えるのであれば、失敗を賛美する風土作りが同時に大切だと思うのだ。ミスや失敗を詰めても、何も産まない。「他の人には同じ失敗をして欲しくない!」という顧客や仲間に対する尊い想いが前提の共有思考こそが組織の成長を促してくれる。

「罪を憎んで人を憎まず。」とても難しいことではあるが、これが組織として根付けば、今度は逆に振れて、「挑戦」を促せる風土になる。挑戦こそイノベーションの源泉である。挑戦をせず萎縮しては価値提供が鈍っていくだけである。

このような風土と仕組みを兼ね備え、学習する組織を作り高め合いたい!失敗と真摯に向き合い、組織として学んでいく事も成長において必要な要素であると考えるからこそ、企業の目的でもある「価値提供」にもっともっと磨きをかけていきたいからこそ、失敗のオープン化はこれからも愚直に推し進めていきたい!と思います。