決断力 羽生義治
この本は、年末あたりだったか、に読んだ本。
- 決断力 (角川oneテーマ21)/羽生 善治
- ¥720
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この本の著者の羽生さんは、やっぱり素晴らしい人格というか、考えをお持ちで、
超がつく一流の選手、ってこういう人、こういう考えをするんだろうな、と。
謙虚でありながら自信があり、
理想論者なんだけれども超現実主義者というか。
この本のタイトルは「決断力」
決断力については、羽生さんが発する言葉だから、とても重く説得力がある。
羽生さんは棋士な訳で、だから次の一手をどう考えて打つのか?
これが全てだったりする。
次の一手の選択肢は大量にあるはず。
とは言え、局面によっては、場の空気によっては、相手によっては、
その一手を何にするか変わってくる。
もちろん何十手先も読んでいる訳だから。
そういう意味では、棋士の方々の決断力は鍛錬されている。
そして一発で勝負が決まる事もあるほど重たい。
だから、他の職種の人よりも優れた決断力を下せるのかもしれない。
帯には「勝つ頭脳はこうして決断する」と書いてある。
本書で得られる事は多い。
ビジネスで即に役立つ事が多々ある。
少しだけ、ピックアップしたい。
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・決断する時は、たとえ危険でも 単純で簡単な方法を選ぶ。
・知識を知恵にする。つまり何かを覚える、それ自体が勉強になるのではなく、
それを理解しマスターし、自家薬籠中のものにする。
その過程が最も大事。その大切さは全てに当てはまる思考の原点。
・勝負の世界では多くの人達にどれだけ信用されているか、
風を送ってもらうか、は戦っていく上での大きなファクターであり、
パワーを引き出してくれる源である。
・情報は「選ぶ」より「如何に捨てる」か。
・決断とリスクはワンセット。リスクを避けても良い将棋は残せない。
ステップにもならない。それこそリスク。良い結果は生まれない。
積極的にリスクを背負う事は未来のリスクを最小限にする、
と、いつも自分に言い聞かしている。
・実践には何倍もの学びがある。
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などなど、こんな感じの内容が書かれており、
その現場一線を張っている迫力ある本質が描かれています。
決断するってパワーが要ります。
ただ、多くの示唆をこの本は与えてくれます。
骨太の一冊、超一流の棋士の決断力の本です。
お勧めです!