ちょっと身体の話〜距骨と歩くこと〜 | リンパ療法のマッサージ師を目指して

リンパ療法のマッサージ師を目指して

私は幼少より虚弱体質だったため、行きつけの鍼灸があるという変な子供時代送っていました。
今はなぜか以前よりずっと健康になりました。。

健康話題に自然と耳がいく・・・
2年後のマッサージ店開業を目指して奮闘中。

私は子供の頃から弱かったと、プロフィールにも載せてありますが、その原因はこれだったのかと思い当たったので、シェアするつもりでここに書きます。

歩けなかった原因、それは距骨かもしれません。



小さな距骨が足に与える影響


くるぶしの内側のハート型?の小さな骨

筋肉がついていない単独で働く骨


それが距骨です。

筋肉がついていないことで、自由に単独に動ける利点がある代わりに、ズレや歪みが生じやすく、骨単独なため痛みも感じない骨です。


O脚になったり、捻挫しやすかったり、猫背や姿勢全般に影響してしまうそう…


ふくらはぎから下がガチガチの人、まず距骨調整したほうがよいかもしれません。


足ガチガチ、コケやすい、O脚、猫背…

まさに幼少期から10年ほど前までの私です。

身体が弱かったから歩けなかったと、最近まで思っていたのは間違いでした。


お腹が弱い→猫背になる→歩けない→更にお腹が弱くなる


こう思っていたのですが、距骨を施術してもらって違うことに気がつきました。



足首の不快感と歩くことが苦手


私は歩くことが苦手な子供でした。


5分どころかひどい時には100mも歩くと脚が棒のようになり、足首自体が硬く固まってしまい、踏み出しのできない状態になってしまう子供でした。


無理して歩くことでそれはどんどんひどくなり、上へ上へと上がっていくのです。

それこそ内臓まで…


内くるぶしの斜め下にいつも鈍痛のような不快感がありました。

常時、片方の足の平でくるぶしをグニグニしていましたね…

辛いからか、歩く時、俯いてしまい、ひどい猫背でした。



距骨後方すべり込み障害?


マッサージを習い始めて知ったことは、

私の状態は距骨が原因だった

ということです。


距骨は歩き出す時、ちょうど邪魔になる位置にあります。

足首の下、甲側の小さな骨です。

小さくても足を曲げるときにある骨なんて邪魔は邪魔です。


ですから足を踏み出す時、距骨は斜め後方にスライド(後方すべり込み)してくれているようです。

スライドしてくれることで、多分ですが大した力を使わなくても足の踏み出しが易くできるのでしょう。

私はこの距骨が動かないか動きにくい状態だったのだろうと思えます(距骨後方すべり込み障害というそう)。


なぜ幼少期から?


では距骨に問題が起こった原因は?


大人になって、体重増えたり、お洒落な靴を履いたり、それで躓いたりで距骨がずれた、歪んだのならばいざしらず、私は子供の頃から歩けなかったのです。


身体が弱い他に何か原因があったんじゃないか?

マッサージを習い始めてそう思うようになって、距骨の調整をしてもらってさらにそう思うようになっていきました。



幼少期の正座が原因かも


思い当たる原因、それは…

幼少期より距骨に負担をかけていたと思われる原因が一つあります。


正座


これしか思い浮かびません。

私は2歳から仏教系の幼稚園に通っていました。

毎朝お参りを正座して行っていました。

まあ、2歳ならばペタンコ座りだったとは思いますが、子供にはベストなアグラではなかったと思います。

とても痺れていていつも我慢していた記憶があります。


幼稚園児の正座、まだ骨格がしっかりしていないうちの正座、それ絶対影響している!

そう思えます。


ただ、誰もが2歳から毎日正座したら同じような歩けない子供になるとは思ってはいません。


私の場合、家族が割と甲高で私も甲高だったようですし…

身体が弱く元々猫背気味だったのもあるでしょう!

いろいろ重なって歩けなかったのかもしれません。

ただ、距骨を知っていたら、スポーツも学校生活も楽しめたろうなと、そう思えてなりません。


距骨の役割はいろいろありますが、そのズレが何を引き起こすか、最近知られるようになってきたばかり。



距骨の歪み原因の不調や症状


歩いている時の足全体の状態(O脚、X脚

ふくらはぎの張り、躓きやすいなど


猫背、立っている時顎が上がっている

とにかく身体が伸び切らない

etc.


足首から下だけ冷えている人も…

完全には良くならなくとも距骨調整を試してみるのはいいかもしれません。

いつもより足が冷えていない時、マッサージで距骨調整していたということもあり得ます。


手の色など皮膚がどす黒さ

も関係しているかもしれません。

距骨のあたり施術していると、手の甲がみるみる色が変わってくるなんてことも…


ただ、距骨と冷え性、どす黒い手などの血色の改善については、距骨施術後の私の体感のみで、何か元になるものを見たわけではないので、悪しからず。



とにかく

足元の歪みは全身のあらゆるところに出てくると思っていいですね!




距骨の歪みは施術で治せる


今日は、なぜここでこの話題を持ち出したか?

と思われるでしょう。

私の昔のように同じような歩けないお子様がいたら、少しこの距骨を考えてみてください。

そしてそのげんいんになったと思われるある動作についても描きたかったのです。


あまり歩かない・歩けない子供がいたら、ほんの少し見てみてください。

ほんの少しの施術で、元気に歩けるようになるかもしれません。


そして、距骨が歪んでいる人が多いことも書きたかった。

大人になればなるほど、距骨は歪みやすいです。

全体重が足に乗っている所にある骨。

しかも歩く時、始終動いている間接部にある筋肉のついていない骨です。

歪みやすいのは当たり前かもしれません。


この距骨について書かれたページを見ると、距骨の歪みはほとんどの人に見られるとのことでした。


でも痛みは感じないということだし…どこで距骨が歪んでいると知ることができるの?ということですが…

多くの人に歪みがあるということであれば…

身体の不調で整体やマッサージに行くことあれば、施術内容に距骨を施術してもらうのも手かもしれません。


きっと若い方はすぐ効果が出ることでしょう!

足だけでなく他のところが良くなることも多いと思います。

かくいう私もマルシェでやります。



今日はそんな身体の話でした。

ではまた