【ただの独り言】


(今日は真面目モード+ステルスメジャーの曲について書こうかな…)


普通に過激な話になってしまいます。

気分を害したくない方・興味のない方は、そのままスルーしてくださいm(_ _)m




【LOVE SONG】



平沢進 - LOVE SONG(2003年)

天を朱に染めて  呼んでいる  あの声
千里  遠く越えて  降る  雨
しんとする夜に  千の夢育てた
天使のように泣く  声  声

拳に陽を受けて  病んだ日を迎える
戦士のように立つ  あの  子ら
信じては眠り  前途キミに在れと
念じては歌う  声  声

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG

(間奏)

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG

千里遠い空で  運よキミかばえよ
満身に光る  この  雨
天を朱に染めて  編んだ日を数えた
天使のように呼ぶ  声  声

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG

花に咲く  LOVE SONG
風に吹く  LOVE SONG
波に立つ  LOVE SONG
人に泣く  LOVE SONG



【解釈】

「LOVE SONG」←(殺戮への抗議配信…!)


拳に陽を受けて  病んだ日を迎える

戦士のように立つ  あの  子ら


(戦争に駆り出されていく光景が浮かんできますね…)


人に泣く  LOVE SONG


(非常に切ない歌詞ですね…)



【ステルスメジャー(メッセージ)】

「9.11(アメリカ同時多発テロ)」←(戦争の為のイベントという風に解釈している…)





国際法を無視して殺戮を行う国家と、憲法を無視してそれに同調する日本国に抗議します。


9・11アメリカ事変以降、世界は正義の名の元に行われる殺戮によって多くの罪無き人々が殺されるのを目撃しました。その勢いは今、考えられる可能なあらゆる平和的手段による努力なきままイラクへの武力行使を開始し、日本国民はその共犯者になりました。私は今、「殺戮を許すまじ」とする世界の多くの人々の行動と連携し、ここに抗議の音楽配信を行います。


戦争に反対する人々の動機や立場は様々です。ですが、私はここで私の音楽をダウンロードしてくださる方々がどのような立場であるかは問いません。差し迫った惨劇を前にして、より多くの人が反戦の意志を奮わせ、持続させるための、一つのささやかな道具として、私の音楽を使っていただけることを望むのみです。


私の音楽が全ての人に有効であるとは思っていません。ですが、このことによって見知らぬ同業者や、他の分野の方が鼓舞され、小さいながらも連鎖反応が起きるかもしれないという希望を持ち、私にできる最も効果的な行動と思えることとして、この配信を行うことにしました。


平沢 進


抗議の配信曲:


1:高貴な城 

(遥か遠方で繰り広げられる惨劇と、その真意や背景が伝えられていないと感じながら、しっかりと悲惨を見つめようとする人の、険しい心情についての歌です。)


2:Love Song [2003年バージョン]

 (戦地の子供たちについて歌われています)



リスナーの皆さんへ

当然のことながら、皆さんは常に私のメッセージから自由です。戦争について、皆さん自身の考えを持ってください。

今まで私は人道的な抗議行動や、政治性を帯びた行動には距離を置いてきました。背景に政治的な利害や、おめでた平和主義が隠れているものに情緒的に賛同すれば、正しいことをしていると感じていても、目に見えない「いけない事」に加担してしまう可能性を感じたからです。

9・11以降の世界は正気を失いました。確証が無いままに手際よく憎悪を向ける相手を提示され、正気を失わせる恐怖と憎悪は多くの人々を殺戮に同意させてしまいました。そして今、人々が正気を取り戻し始め、平和的手段による問題解決を望む中、アメリカは国際法秩序を無きものとする殺戮を開始しました。

このような差し迫った危機を目の前にして、もはや距離を置くことは私にはできません。今、この法秩序を無視した殺戮を許せば、その後の地球は無法地帯になりかねないのです。

私はこのような殺伐とした状況の中でアルバムを作ることになりました。準備に際して訪れたカンボジアでは、大虐殺の痕跡と、今もなお被害に苦しむ人々や、命をかけて殺戮の後始末をする人々を見ました。見上げた遺跡の石像は激怒しているかのように見えました。「正しいか、正しくないか迷っている間に、次々と人が殺されてゆく」と。そこで私は、情緒的であろうとなかろうと、こみ上げる感情に素直になり、きっぱりと意思表示をしようと決めたのです。

国家は利害で動きます。自分の属する国家が結果として殺戮を容認する姿勢を見せようと、国民の一人として私は、「それには同意しない」と、今ここに反戦の意思を表明します。

平沢 進



【最後に】


平沢進 - 高貴な城

怒れる丘  鳴り止まぬ
風に激情の花は枯れ
微かにも  聞こえる
地の果ての子らに応える

疚しく光るマシンから
雪崩の如く紡ぎ出す

偽造の日  非常の火
声を隠し  風を止ませ

頭上の鳥  鳴き止まぬ
人たる所以は終わりかと
僅かにも  震える
胸に光明は無いのかと

見渡す限り  饒舌に
雪崩の如く紡ぎ出す

偽装の儀  愚弄の火
声を隠し  鳥を落とし

目を閉じて
ああ  目を閉じて
ああ  険しく胸に分け入れば

ああ  キミが立つ  賢き影
ああ  激しく荒れる  丘の上で

聞こえるか
ああ  聞こえるか
ああ  地の果ての子等を焼く音

ああ  鳴り止まぬ
ああ  鳴り止まぬ
ああ  気高きキミの丘の上

天井の雲  見上げては
消え行く  明日の日を羨み
道に伏し  堪える
地の果ての子等に  歌えよ

疚しく光るマシンから
雪崩の如く紡ぎ出す

偽証の理  未曾有の血
声を隠し  歌を隠し

聞こえるか
ああ  聞こえるか
ああ  地の果ての母を撃つ音

ああ  書き記せ
ああ  書き記せ
ああ  気高き君の城壁をうめて

聞こえるか
ああ  聞こえるか
ああ  地の果ての子等を焼く音

ああ  鳴り止まぬ
ああ  鳴り止まぬ
ああ  気高き君の丘の上

ああ  聞こえるか
ああ  聞こえるか
ああ  地の果ての母を撃つ音

ああ  鳴り止まぬ
ああ  鳴り止まぬ
ああ  気高きキミのテラの上