【ただの独り言】


(今日は少し過激な内容になってしまいますが…)


あまり読むことをお勧めしません…




【異種を誇る「時」】



平沢進 - 異種を誇る「時」


過去が凍る

ああ  縁石のひびの奥

時が通る

ああ  めいめいは願い

明日までは遠すぎると尽き


無情  雲をつき

ああ  夢にさえそびえ立つ

ヘリが通る

ああ  蒙昧の空を

キミまでは遠すぎると尽き


異種を誇る「時」があり

霧は無い  ただ夢と刻む


月が通る

ああ  見えずとも異種の空

時が凍る

ああ  めいめいは起きよ

明日まではキミ次第だと


異種を誇る「時」があり

壁は無い  見よ虚無と刻む




【はじめに】




「異種を誇る『時』」←(今日は平沢進氏のアルバムで「ホログラムを登る男」に収録されている曲について考察してみようと思います…!)

かなり前に考察した曲なのですが…
自分の中で完全版が出来上がったので、もう一度書いてみようと思います。
この曲についての考察は、これで最後になりますかね。

ただの個人的な解釈になりますので…
それは違うと思う方・興味のない方は、そのままスルーしてくださいm(_ _)m

(前置きは、このぐらいにして、そろそろ本格的に考察していこうと思います…!)



【解釈】


​【1番目の歌詞】

過去が凍る

ああ  縁石のひびの奥

時が通る

ああ  めいめいは願い

明日までは遠すぎると尽き


無情  雲をつき

ああ  夢にさえそびえ立つ

ヘリが通る

ああ  蒙昧の空を

キミまでは遠すぎると尽き

異種を誇る「時」があり

霧は無い  ただ夢と刻む


​【考察】

過去が凍る

ああ  縁石のひびの奥

時が通る

ああ  めいめいは願い

明日までは遠すぎると尽き

<ああ  縁石のひびの奥>

まず「縁石のひび」というフレーズから「戦争」のイメージが頭の中に浮かんできました。

<過去が凍る>
<時が通る>

「時が通る=戦争時代」の出来事を思い出しているのではないでしょうか?

<ああ  めいめいは願い>

「戦争=暗い時代(めいめい→冥冥)」←(戦争時代に「平和」を願っているのだと思います…)

(そのように解釈しました…!)

<明日までは遠すぎると尽き>

「明日=本当の自由と平和な世界」までは遠すぎる、という風に嘆いているのでしょう。

(かなり凄惨で絶望的な時代だったことが伝わってきますね…)

無情  雲をつき

ああ  夢にさえそびえ立つ

ヘリが通る

ああ  蒙昧の空を

キミまでは遠すぎると尽き

<無情  雲をつき>

<ああ  夢にさえそびえ立つ>

<ヘリが通る>

<ああ  蒙昧の空を>


戦闘用ヘリが空を飛んでいる光景という風に解釈しました。

「ああ  夢にさえそびえ立つ」←(このフレーズの正体は時の権力者のことを指しているのではないだろうか?と考察しました…)

「ああ  夢にさえそびえ立つ」←(このフレーズは今回の曲を考察していく上でかなり重要なキーワードになってきますかね…!)

(それでは次に行きますかね…!)

「ああ  蒙昧の空を」←(個人的にここで使われている「蒙昧」は「蒙昧主義」のことだと思いました…)

「ホログラムを登る男(アルバム名)」←(ここでこのアルバムの意味について少し書いておこうと思うのですが…この世の中の現実自体が虚像【嘘】であり、本当の真実が隠されてしまっているんですね…そして、その虚像【嘘】からの脱却を目的としたアルバムが「ホログラムを登る男」なのだと個人的に解釈していますね…!)

(ここで話は戻りますが…)

「蒙昧主義」←(つまり、本当の真実を隠されたまま、多くの人々が戦争に駆り出されていったのでしょう…)

(そのように解釈しました…!)



<キミまでは遠すぎると尽き>

「キミ=異種(少数派=異端者)」←(戦争時代に「戦争反対」と言うと、その時点で異端扱いされたのでしょう…)

「キミまでは遠すぎると尽き」←(つまり、異端者【少数派】が思い描いている世界までの道のりが果てしなく遠い、という風に解釈できるのではないでしょうか?)

(そのように解釈しました…!)

「ああ  夢にさえそびえ立つ」←(ここでようやく少数派が思い描いている世界の前に立ち塞がる当時の権力者という風に解釈できるのではないでしょうか?)

(もっと具体的なことを言えば、当時の時代のことを考えると…少数派が思い描いている世界以前に言論の自由すら無かったことが、このフレーズから分かりますね…つまり、その夢すら政府にとって都合の悪い内容だったら許されない時代だったのでしょう…普通に恐ろしい時代ですね…)


異種を誇る「時」があり

霧は無い  ただ夢と刻む

(ここは先程、書いた内容と殆ど同じですかね…)

つまり「異種を誇る『時』」とは、異端者(少数派)が誇る時代のことなのでしょう。

しかし…

1番目の歌詞を考察してきた流れから考えると…
まだ、この時点では、異種が誇れる「時」ではないことが分かりますね。

「霧は無い  ただ夢と刻む」←(それが「ただ夢と刻む」というフレーズの意味なのだと解釈しました…)


​【2番目の歌詞】

月が通る

ああ  見えずとも異種の空

時が凍る

ああ  めいめいは起きよ

明日まではキミ次第だと


異種を誇る「時」があり

壁は無い  見よ虚無と刻む


​【考察】

結論から書いてしまいますが…
個人的に2番目の歌詞は絶望から希望に変わっているように感じましたね。

(それでは、引き続き解釈していきますかね…!)

月が通る

ああ  見えずとも異種の空

時が凍る

ああ  めいめいは起きよ

明日まではキミ次第だと

<月が通る>

<ああ  見えずとも異種の空>
<時が凍る>

<ああ  めいめいは起きよ>

まず、1番目の歌詞の時は「蒙昧」や「冥冥?」など、常に暗いイメージがするようなフレーズが使われていたんですけど…
2番目の歌詞からは、常に明るいイメージがするようなフレーズが使われているんですよね。

(ここまで前置きしたところで…)

「月が通る・めいめい=冥冥?は起きよ・異種の空」←(これは暗い夜から朝を迎えようとしているのではないでしょうか?)

(つまり、異端者【少数派】にとっての希望【朝】が見え始めているのでしょう…!)

「時が凍る」←(戦争時代の終焉の始まりという風に解釈しました…!)

<明日まではキミ次第だと>

「明日=本当の自由と平和」を掴み取るのは「キミ=異端者(異種=少数派)」の行動次第と言っているのでしょう。

(そのように解釈しました…!)


異種を誇る「時」があり

壁は無い  見よ虚無と刻む

1番目の歌詞の時点では、まだ異種が誇れる「時」は来てなかったんですけど…
2番目の歌詞を考察してきた流れから考えると…
ここでようやく異種が誇れる「時代」が来たことが分かりますね。

「壁は無い  見よ虚無と刻む」←(おそらく、もう分かると思うのですが…ここで使われている「壁」は「権力者による支配と茶番劇」であり、その「壁=脅威となるもの」が無くなったことが分かりますね…!)

「虚無」←(ここで使われている「虚無」は「虚無主義」のことだと思いました…!)

「虚無主義」←(「異種=少数派」が政治的権威を否定して「本当の自由と平和」を勝ち取ったのでした…!)



​【異種を誇る「時」(まとめ)】

(以上のことから…)

一部の権力者による茶番劇から始まった戦争であり、それに抗う人達(異種=少数派)の物語という風に解釈しました。


以上です。




【最後に】

「第三次世界大戦」←(また戦争が起こるかもしれないと言われているよね…)

(その証拠に今、自衛隊の方に18歳から22歳までの年齢の人達の個人情報が勝手に流れていってるからね…これで「戦争の準備をしていない」と言うのは、ちょっと無理があるように感じるのだが…)
タモリ「来年(2023年)は新しい戦前になるんじゃないですかね」

(これがタモリが言ってた「新しい戦前」か…)

「自衛隊 除外申請 地域名」←(このように検索すれば出てくる…)
(常に重要なことは教えられず、勝手に色んなことが決められていく…この流れは、いつの時代も同じということか…物騒なことに巻き込まれなければ良いのですが…)

「異種を誇る「時」」より…!