余命など人それぞれ。

物が食べれなくとも寝たきりでも生きていることには変わらない。

ただ本人は生きていたいという望みを捨てた。

オヤジの顔色が日増しに黒ずんできており、前回の腫瘍マーカーではCEAの値が高かった。

膵臓から肝臓への転移は非常に早く、腹水が始まると数ヶ月で亡くなるとある人から聞いた。

CARTで水を抜きお腹に戻す方法もあるようだけどオヤジはおそらく拒むだろう。

寿命と書いてめでたい。

寿だ。

辛い抗がん剤治療も終わり、食べれない、寝たきり、そこまで頑張ったのだから後は時の流れに身を任せる。

今のはオヤジの言葉。

人には必ず寿命という物がある。

膵臓癌が発覚した時、3か月持たないとも言われた。
あれから1年半以上の時が流れ、おそらく奇跡も起こした。

家で最期を迎えたいならいればいい。
ホスピスなんて探さない。
俺に任せとけ!