これは相当前に、「どうやら、私の病気は治る様なものではないのでは?」
と理解するしかない頃に出会った本である。
そう考えると、結構長いな…。

文庫版 人生の意味/主婦の友社

¥926
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今は古本でしか売ってなさそう本
アメリカ人の著者が、アメリカ行っているワークショップ等で
出会った人達、経験を元に書かれているので
やはり日本人の感覚とは違いそうではあるし
人によっては、あまり参考にならないかもしれない汗

それでも、追い詰められ、混乱していた私にとっては
頭の中を整理するのにピッタリだった覚えがある。
また、こうしてこの本を引っ張り出してきた所をみると
今の私も、頭の中を整理したくなっている様だぴかっ!


著者は空虚感の章で、こう書いている。
p285
『人生を仕切り直すためには、まずそれまでに得てきた何かを捨てななくては
ならない場合があります。』


空虚感の出所の整理の仕方、空虚感との付き合い方、空虚感の乗り越え方…
そんなヒントを書いている。

例えば"じっとしている"…それも一つの空虚感との付き合い方と言える様だえっ
もちろん、著者が言いたい事は「ずっとじっとしていろ」と言う訳ではなく
時期によっては…その人の傷口によっては…じっとしている必要のある時もある、
と言う事だ。

だが、一つ一つの事を、選択するかどうかは読んでる側次第なので
やっぱり"ヒント"であると思う。
書かれてる事は当たり前の様だけど、
追い詰められた時、余裕の無い時には、思いつかなかったりするガックリ
だから、本で改めて読みなおしたいのかもしれない本


今の私はどうかなぁ…。
手術嫌だなぁ…とか、やったら楽になるのかなぁ…とか
同じ所をグルグル回った思考になってる所からして
あまり、良くはないようだ。
私は、この状況を抜け出せるだろうか…shokopon