Young European actresses.

 ヤング・ヨーロピアン・アクトレシーズ(英国編)

 ヨーロッパの若手女優たち。  








Emma  Mackey


エマ・マッキー





 1996年1月4日生まれ。


 フランス、ル・マン出身。


 国籍=英国・フランス


 女優  









 エマ・マッキーは、フランスのル・マンで、フランス人の父親と英国人の母親の間に生まれ、17歳で英国に渡り、リーズ大学に入学し英文学を学ぶ。

 エマ・マッキーはフランス人と英国人のハーフということになるが、彼女の女優としてのキャリアは英国からスタートしたため、英国人の女優ということになる。  



 エマ・マッキーの女優としてのスタートは、2019年スタートしたNetflixのテレビドラマシリーズ『セックス・エデュケーション』だ。  



"Sex  Education"

 『セックス・エデュケーション』

 2019年〜配信中の英国作品。

 監督
 「ベン・テイラー」

 「エマ・マッキー」は(メイヴ・ワイリー役)を演じた。  




 エマ・マッキー演じるメイヴ・ワイリーは、ピンク色のヘアー・スタイルがトレンドマークの少し悪い少女を演じた。 

 この役で、彼女は英国人の女優として認識されるほど人気がでた。ほとんど、デヴュー作に近い役で英国のスターになってしまった。
 


 映画では『ナイル殺人事件』でブレイクする。  




 "Death  On  the  Nile"

 『ナイル殺人事件』

 2022年、米国・英国映画。

 製作・監督
 「ケネス・ブラナー」

 脚本
 「マイケル・グリーン」

 原作
 「アガサ・クリスティ」
 エルキュール・ポアロシリーズのナイル殺人事件より、

 音楽
 「パトリック・ドイル」

 撮影 
 「ハリス・ザンバーラウコス」 





 エマ・マッキーが演じたのは「ジャクリーヌ・ド・ベルフォール」という役で、フランス系の女性で、役どころは主人公のリネットの親友でサイモンの元婚約者だ。前作の映画では「ミア・ファロー」が演じた。  


 「ジャクリーヌ・ド・ベルフォール」は、フランス系の女性で、エマ・マッキーはフランス人と英国人のハーフなので、この役は、エマ・マッキーそのものだ。でも、彼女は自分の出自であるフランスと英国というパーソナルな部分ではなく、ジャクリーヌという役をエキセントリックに演じ、評価された。監督でも超一流の英国俳優でもあるケネス・ブラナーに絶賛された。  




 エマ・マッキーの新作は上映中の『バービー』で、  



 "Barbie"

 『バービー』

 エマ・マッキーは「物理学者のバービー」を演じている。  




 写真は、バービーのプロモーションでのエマ・マッキーのドレス姿。 
 








 エマ・マッキーは、実年齢より、少し大人に見えるが逆に言えば、成熟した女性の役を演じられるとの利点もある。エマは、美しい演技派としてこれからも活躍するだろう。 








 写真のエマ・マッキーは、メッセージを写真と言葉で伝えている。

 "Je  fais  ce  que  je  de  veux  mon  corps"

 ジュ・フェス・セ・ク・ジュ・ド・ヴゥ・モン・コゥ
 と発音するフランス語で、

 「私は自分の身体が望むことをします」という意味で女性が世間に向けたメッセージに共感してエマ・マッキーも伝えたと思う。