Young European actresses.
ヤング・ヨーロピアン・アクトレシーズ(英国編)
ヨーロッパの若手女優たち。
エマ・マッキーは、フランスのル・マンで、フランス人の父親と英国人の母親の間に生まれ、17歳で英国に渡り、リーズ大学に入学し英文学を学ぶ。
エマ・マッキーはフランス人と英国人のハーフということになるが、彼女の女優としてのキャリアは英国からスタートしたため、英国人の女優ということになる。
エマ・マッキーの女優としてのスタートは、2019年スタートしたNetflixのテレビドラマシリーズ『セックス・エデュケーション』だ。
"Sex Education"
『セックス・エデュケーション』
2019年〜配信中の英国作品。
監督
「ベン・テイラー」
「エマ・マッキー」は(メイヴ・ワイリー役)を演じた。
エマ・マッキー演じるメイヴ・ワイリーは、ピンク色のヘアー・スタイルがトレンドマークの少し悪い少女を演じた。
この役で、彼女は英国人の女優として認識されるほど人気がでた。ほとんど、デヴュー作に近い役で英国のスターになってしまった。
映画では『ナイル殺人事件』でブレイクする。
"Death On the Nile"
『ナイル殺人事件』
2022年、米国・英国映画。
製作・監督
「ケネス・ブラナー」
脚本
「マイケル・グリーン」
原作
「アガサ・クリスティ」
エルキュール・ポアロシリーズのナイル殺人事件より、
音楽
「パトリック・ドイル」
撮影
「ハリス・ザンバーラウコス」
エマ・マッキーが演じたのは「ジャクリーヌ・ド・ベルフォール」という役で、フランス系の女性で、役どころは主人公のリネットの親友でサイモンの元婚約者だ。前作の映画では「ミア・ファロー」が演じた。
「ジャクリーヌ・ド・ベルフォール」は、フランス系の女性で、エマ・マッキーはフランス人と英国人のハーフなので、この役は、エマ・マッキーそのものだ。でも、彼女は自分の出自であるフランスと英国というパーソナルな部分ではなく、ジャクリーヌという役をエキセントリックに演じ、評価された。監督でも超一流の英国俳優でもあるケネス・ブラナーに絶賛された。
エマ・マッキーの新作は上映中の『バービー』で、
"Barbie"
『バービー』
エマ・マッキーは「物理学者のバービー」を演じている。
写真は、バービーのプロモーションでのエマ・マッキーのドレス姿。
エマ・マッキーは、実年齢より、少し大人に見えるが逆に言えば、成熟した女性の役を演じられるとの利点もある。エマは、美しい演技派としてこれからも活躍するだろう。
写真のエマ・マッキーは、メッセージを写真と言葉で伝えている。
"Je fais ce que je de veux mon corps"
ジュ・フェス・セ・ク・ジュ・ド・ヴゥ・モン・コゥ
と発音するフランス語で、
「私は自分の身体が望むことをします」という意味で女性が世間に向けたメッセージに共感してエマ・マッキーも伝えたと思う。