Cool  World


 クール・ワールド  





 1992年・U.S.A  映画





 監督
 「ラルフ・バクシ」

 脚本
 「マイケル・グレイス」
 「マーク・ヴィクター」

 音楽
 「マーク・アイシャム」

 撮影
 「ジョン・A・アロンゾ」



















 
 出演

 「ガブリエル・バーン」
 (ジャック・ディーブズ)

 「ブラッド・ピット」
 (フランク・ハリス)

 「キム・ベイシンガー」
 (ホリー・ウッド)
 (アニメーション・声)

 「キャンディ・ミロ」
 (ロネット)
 (アニメーション・声)




 プロローグ
 1945年・ラスベガス  

 第二次世界大戦から帰ったフランク・ハリスは、母親のところに戻った。
 フランクは、バイクの乗ろうと母親を誘いタンデムするが、フランクたちは事故に巻き込まれて、母親は亡くなり、フランクは何故か『クール・ワールド』と呼ばれるアニメーションのような異世界に運ばれてしまう。そしてフランク・ハリスは『クール・ワールド』で刑事としての人生を再開させた。




 1992年の現在  

 ジャック・ディーブズは、漫画家でジャックは、彼の妻の浮気相手を殺した罪で10年の懲役刑をくらい、やっと出てきたところだ。
 ジャックは、刑務所で『クール・ワールド』と言う漫画を書いていた。
 その中にホリー・ウッドというファム・ファタール(魔女のような女性)を描いていた。
 ホリーは『クール・ワールド』から出て人間になって人間の世界で暮らすことが、彼女の願望だ。
 『クール・ワールド』では、人間のことをノイドになると言っていた。
 そのノイド(人間)になるには人間とSEXすればノイドになると考えられている。

 ジャックは、刑務所から釈放されて直ぐにクール・ワールドに運ばれた。
 そこでジャックは、彼が漫画の世界のクール・ワールドを書く遥か前から現実のクール・ワールドが存在していたと伝えられる。


 ホリー・ウッドがノイド(人間)になることは、2つの次元で危険が生じると思われていた。
 しかし、ジャックはホリーを愛しSexをしてしまう。

 ホリーは、ノイド(人間)になり、現実の人間界に向けて出発する。


 ホリーは、新しい自分に興奮していたが、次元のバランスが崩れるため、ジャックと刑事のフランクは仕方なくコンビでホリーを追い、彼女をもとの『クール・ワールド』に戻すことになった。



 ※映画『ロジャー・ラビット』はヒットしたが、この作品はそうでもなく少しお色気路線だが、実写とアニメーション組み合わせはあまり良くない。
 特にフィルム・ノワールを彷彿とさせる内容だが相性は良くない感じがしました。

 ブラッド・ピットがジョニー・スエードにつぐ、リーゼント頭で活躍するが本人もこの映画を見返すと苦笑いすると思う。