Escape  from  L.A


 ロサンゼルスからの脱出(直訳)


 エスケープ・フロム・L.A.(邦題) 





 1996年・U.S.A  映画



 脚本・監督・音楽
 「ジョン・カーペンター」

 製作・脚本
 「カート・ラッセル」

 脚本
 「デブラ・ヒル」

 音楽
 「シャーリー・ウォーカー」

 撮影
 「ゲイリー・B・キップ」




















 出演
 「カート・ラッセル」
 (スネーク・プリスキン)

 「スティーヴ・ブシェミ」
 (エディ)

 「クリフ・ロバートソン」
 (大統領)

 「ステイシー・キーチ」
 (マロイ)

 「A・J・ランガー」
 (ユートピア)

 「ピーター・フォンダ」
 (パイプライン)

 「パム・グリア」
 (ハーシー・ラス・パーマス)

 「ミシェル・フォーブス」
 (プレイゼン)

 「ヴァレリア・ゴリノ」
 (タスリーマ)




 2000年・ロサンゼルス 

 ロサンゼルスを大地震が襲い、サン・フェルナンド・バレーの洪水によってロサンゼルス市を隔離する。
 大統領は、神秘的なものに傾倒していた。
 ロサンゼルスが孤立したのも神の罪によって罰せられたと信じていた。

 また、大統領は生涯任期の選挙戦に勝利し、死ぬまで大統領であり続ける権利を獲得した。



 大統領は、とても厳格な道徳法を作り、それに違反した者はロサンゼルス島への永久強制送還や悔い改めるか、それとも死刑になるか選択を迫られた。
 それによってロサンゼルス島は、大統領の政策に反対する反政府主義者であふれかえっていた。


 一方、米国は『ダモクレスの剣』という電子機器を標的にして機器を無効化する超兵器の開発に成功した。


 大統領の娘のユートピアは『ダモクレスの剣』のシステムを作動させるリモコンを盗んで、こともあろうか反政府主義者のクエルポ・ジョーンズが幽閉されているロサンゼルス島に届けるために逃げ込んだ。
 大統領の娘がテロリストに自ら協力しようとしていた。
 クエルポ・ジョーンズは、大統領を打倒するだけでなく、米国そのものを手に入れようとしている。


 米政府は、軍事的なスペシャリストだが、犯罪者のスネーク・プリスキンにリモコンの奪還を依頼する。
 スネークの報酬は、恩赦で罪を消して釈放されることだ。
 しかし、犯罪者のスネークを信用することができないため、神経組織を破壊するウイルスを注射され、スネークの組織が壊れるまでの猶予は、8時間8分後だ。


 スネークは、装備を持って一人で潜水艦に乗ってロサンゼルス島に乗り込んで行った。
 スネークは、自分の生命がなくなる前までに「ダモクレスの剣」の兵器のリモコンを無事に回収できるのか?



 ※本作「エスケープ・フロム・L.A.」は、ニューヨークからの脱出の続編というよりもリメイクと言ったほうが正しいかもしれない。
 この作品は、カート・ラッセルが主演だけでなく、脚本・製作も手掛けていて、ジョン・カーペンターだけの作品とは言えないほど、カート・ラッセル色がある。
 あまり批評がよくなく、興行成績は良くなかっわた。後に前作同様『カルト』映画になった。