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Tequila Sunrise
テキーラ・サンライズ
1988年・U.S.A 映画
脚本・監督
「ロバート・タウン」
音楽
「デイブ・グルーシン」
撮影
「コンラッド・L・ホール」
カクテル『テキーラ・サンライズ』
テキーラをベースにオレンジ・ジュースを加え、軽くステアして、グレナデン・シロップを静かに注ぎグラスの下に沈むまでおいておく、ツートンカラーになったらオレンジを添えて出来上がり。
メキシコを代表するカクテルの1つ。
出演
「メル・ギブソン」
(デイル・マキュージック)
(通称マック)
「カート・ラッセル」
(ニック・フレシア)
(ロサンゼルス郡・保安局刑事)
「ミシェル・ファイファー」
(ジョアン・ヴァレナーリ)
(レストラン、オーナー)
「ラウル・ジュリア」
(エスカランテ)
(メキシコ連邦警察司令官)
(麻薬王カルロス?)
「J・T・ウォルシュ」
(ハル・マグワイア)
(DEA(麻薬取締局)エージェント)
U.S.A ロスアンゼルス
デイル・マキュージック、通称マックは、「Drug mule」muleとは動物のラバを指す。ラバは、荷物を多く運ぶことで知られ、馬より一回り小さい。
「Drug mule」とはスラングで麻薬の運び屋のことをいう。
マックは、元ドラッグの運び屋で悪事をしながらも一人息子を育てている。今は、カタギで足を洗い真っ当な商売をしている。
マックとは、ハイスクール時代からの親友のニック・フレシアは、今はロサンゼルス郡保安局の刑事だ。
ニックは、DEA(麻薬取締局)のエージェント、ハル・マグワイアと捜査協力をして、マックの動向を探り、麻薬取引の捜査に繋げようとしていた。
しかし、マックが再び運び屋をしたら彼を逮捕し裁判にかけなければならない。
ニックは、色々な情報からメキシコの麻薬カルテルのキング麻薬王と呼ばれるカルロスの麻薬取引場所がロサンゼルスのレストランではないかとの情報を掴む。捜査関係者は、麻薬王カルロスがどんな顔をしているかさえ知らない。謎の人物だ。
まず、ニックはそのレストランに行ってみる。
レストランのオーナーは、ジョアン・ヴァレナーリという、とても美しい女性だ。
彼は、彼女をひと目見るなり恋してしまった。
一方、メキシコの麻薬カルテルとメキシコ連邦の警察司令官のエスカランテたちと、DEA麻薬取締局との複雑な関係があぶり出される。
マックは、彼の周囲や弁護士までが麻薬の運び屋をやるように仕向ける。
マック自身も旧友である麻薬王のカルロスに恩義を感じて悩んでいる。
レストランのオーナー、ジョアンをめぐってはマックとニックの三角関係があり、
マックとニックの友人関係もあり、
マックも麻薬捜査にひきづり込まれていく。
マックは、メキシコ連邦の警察司令官のエスカランテがどういう人物か探り、ニックは、正体不明の麻薬王カルロスを追う。
二人が追う、エスカランテとカルロスはどういう人物か?
そして、ニックはマックとジョアンのために自分が身を引く決心をした。・・・
※ストーリーも良く出来ていますが、僕が印象に残ったのは、ミシェル・ファイファーの演技と美しさです。僕は、ミシェル・ファイファーを観ると、彼女より先輩で大スターのフェイ・ダナウェイを思い出します。美しさや演技力、そして役どころがフェイ・ダナウェイが演じてきた役に重なる感じがします。二人とも美人ですがとても個性的な女優さんです。