La  Femme  Nikita

 ニキタという女(直訳)

 ニキータ・泣き虫の殺し屋  


 1990年、フランス・イタリア




















 出演
 「アンヌ・パリヨー」
 (ニキータ)(マリー)コードネーム。

 「ジャン・ユーグ・アングラード」
 (マルコ)

 「チェッキー・カリョ」
 (ボブ)(DGSE・エージェント)

 「ジャンヌ・モロー」
 (アマンド)(教育係)

 「マルク・デュレ」
 (リコ)

 「アラン・ラティエール」
 (ザップ)
 
 「ジャン・レノ」
 (ヴィクトル)(クリーナー・掃除屋)




 夜のパリの街並み。
 10代後半のニキタという少女は、ジャンキー(麻薬中毒者)で不良仲間とつるんでギャングのような生活をしている。

 そんな夜、ニキタの仲間の両親が経営する薬局にニキタたちは強盗にはいる。警察がすぐに駆けつけニキタたちと銃撃戦が始まる。
 ニキタの仲間も撃たれて、ニキタも警察官を射殺してしまう。

 
 ニキタの裁判が始まるが、彼女がジャンキーで麻薬の影響があったにせよ、警官殺しは罪が重くニキタは終身刑になる。


 刑務所でニキタは過剰に摂取した薬で昏倒してしまう。
 ニキタが薬からさめておきると目の前にボブという男がいた。
 彼はおそらく、DGSEの一部のエージェントだろう。DGSEとは、ディレクション・ジェネラル・ド・ラ・セクリテ・エクステリエールで、外部安全保障総局、有名な組織でいうとイギリスの諜報局、MI-6(エムアイ・シックス)007のジェームズ・ボンドの所属する組織である。

 そのエージェントのボブからお前は、もう死んだことになっている。このまま、墓に入るか、暗殺者になるかどちらかだと脅される。
 ニキタは、選択を迫られ暗殺者になる道を選ぶ。

 ニキタの訓練は始まり、殺しの術を身に着けていき、ニキタのレディになるためのたしなみ、立ち居振る舞いをアマンドから教わる。

  
 訓練から3年、彼女の最終試験が近づいている。ニキタに殺しのミッションが用意される。


 高級ホテルのレストランで外国の外交官を殺して無事に本部まで戻ってくるというものだ。

 ニキタは、外交官を殺して、ミッションにあったルートで逃げようとするが、そのルートは閉ざされている。パニックになるニキタ。
 予行演習したルートをわざと閉じたのはDGSE側だった。この予定外のできごとをクリアして、ボディガードたちから逃げることができるのか?これが本当のミッションだ
 ニキタは泣きながら見事レストランから脱出する。

 
 ニキタは、マリーというコードネームをもらい一人暮らしを始める。
 ニキタは殺し屋になった。

 ほんの少しの自由をもらったニキタはマルコという青年と出会う。


 ニキタとマルコの運命は?
 ニキタは、このまま生きていけるのか?


 ジャンキーの少女が、生きていくために殺し屋になって泣きながら殺しをしていく。
 ニキタという泣き虫の殺し屋が・・・