婚活サポートAmourの代表カウンセラー大田雅弘です。
バブルの頃は、男女の関係は、かなりフリーでおおらかでした。
ところが、現在は「職場結婚」という言葉自体が死語となりつつあります。
その背景はなんでしょうか?
簡単に言えば「女性の地位が上がり、男の地位が下がった」ということです。
当たり前でしょう。短大卒で一般職となった女性の場合、学歴も給与も安定性も将来性も、総合職の男性には劣ります。
当然、社内には至るところに「自分より上の男性」が溢れています。だけれども今、四年制大学を出て総合職社員となった女性たちから見ると、男性社員は「同格」でしかなく、下手をすると「自分以下」の場合も多いのです。
しかも、日本型雇用のメリットはどんどん緩和されているので、昔のように「男ならだれでも管理職」になれることもありません。
当然、昭和時代の結婚観のままでは、良き婚姻相手を見つけるのが難しくなってきた……。
つまり、「結婚観」も今流にアップデートし、できる女性とうだつの上がらない亭主、という今流のカップルを見出さなければならないのでしょう。
進学も就職も昇進も過去と変化しているのに、世の多くの人の頭が「昭和のまま」だからなのです。それは当事者の若き女性たちよりも、親世代、周辺の人たちの「目」が問題なのではないでしょうか。
職場婚の減少の背景には、雇用構造の変化と、色濃く社会に残るアンコンシャスバイアスがあったと、私は見ています。
婚活サポートAmourの代表カウンセラー大田雅弘
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