新生ロッテ | mun・di・llo

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ひとり雑感

ロッテがボビー・バレンタイン監督(55)の次期監督候補を、小宮山悟投手(40)に一本化したことが22日、明らかになった。すでに球団は本人にその意向を伝えている。バレンタイン監督は今オフ、新たに3年契約を結ぶなど長期政権を視野に入れているが、球団は小宮山の野球理論を高く評価。バレンタイン監督の掲げる野球理論も熟知していることから、早くも次期監督として擁立する方針を固めた。

 頭脳派で知られる右腕が、ボビー野球の継承者に決まった。重光オーナー代行、瀬戸山球団代表らは、バレンタイン監督の次期監督候補に小宮山を擁立する方針を固めた。現役にして評論家活動を行うなど、卓越した野球理論を高く評価。球団幹部はすでに、小宮山に対して「将来的には指導者になってほしい」と次期監督就任の意向を伝えた。

 黄金時代をつくるため、ロッテは長期的な見地から後継者問題に着手。11月にはバレンタイン監督が、3年総額12億円で契約を延長。球団首脳は「3年と言わず、できるだけ長くやってほしい」と長期政権を希望するが、同監督は今オフも去就問題が浮上したように、メジャーから引く手あまたの状況。ボビー退任後は、小宮山を監督に据える方向で球団内の意見は一致した。

 小宮山は1995年ロッテ、2002年メッツ、そして04年からの2年間をバレンタイン監督の元でプレー。ボビーの掲げる「トータル・ベースボール」を深く理解しており、後任候補としては最適の人材といえる。

 この日は千葉マリンで2度目の契約更改交渉を行い、現状維持の3500万円でサイン。現役続行を改めて明言した。来季も敗戦処理の役割を担うことになるが、瀬戸山代表は「ブルペンでは若手の指導的役割を担ってほしい」と事実上のコーチ役にも任命。この日は具体的に将来の監督就任に関する話題は出なかったものの、同代表は「小宮山君も、あうんの呼吸で分かっているはず」と話した。

 小宮山は先日他界したオリックス・仰木前監督に触れ、「野球人としてああいう姿を見習いたい」と“生涯プロ野球人”として生きる決意をにじませた。あくまでボビー退任後の就任となるが、近い将来、40代の「小宮山監督」が誕生することになる。
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