「三びきのやぎのがらがらどん」
絵/マーシャ・ブラウン
訳/せた ていじ
福音館書店
毎度おなじみの傑作絵本「がらがらどん」です。やぎのがらがらどんたちが知恵を武器にアホなトロールをやっつけてしまう勧善懲悪モノ(?)です。絵もイキイキしていて、おおきいがらがらどんに至ってはものすごい迫力!思わずこの世界に引き込まれてしまします。そして訳は瀬田貞二さん。リズムたっぷりのテンポのいいセリフたち…「ああ どうか たべないでください~」がらがらどんたちのセリフは小さい子でも覚えてしまう魔法のような言葉です。
そういえば、姪っ子の幼稚園の劇は、なんと「15ひきのやぎのがらがらどん」だったそうですw 三歳児のがらがらどん!なんてカワイイんだろう…想像するだけでw ナレーター役の子も完璧に暗記してしまえる事が、この絵本の傑作度を証明している気がします。
そういえば、この絵本って若いお母さんたちにはあまり評判がよくならしいんです。「子ども向けの絵本なのにトロールが不気味」「子ども向けの絵本なのに八つ裂きにするなんて残酷」「絵が可愛くない」…正直、ビックリする意見!児童心理学だったかな?何かの授業で習ったんだけど「子どもの絵本は悪者をギッタンギッタンにするくらいがいいんだよ。じゃないと、悪者が生き返って襲ってきたらどうしようかと怖がる子が多いから」って。それには私も賛成。(例えば、赤ずきんちゃんや白雪姫とかもそうだよね) 妙に説教くさい絵本なんて大嫌いだもの。大体、悪者を話し合いで改心させようなんて絵本じゃないしw
今って必要以上に考えすぎる風潮なのかなぁ…
大人の思惑はどうであれ、子どもには絶対的に支持されている絵本です。
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