数年前まで海外でしか働いたことのなかった私。働く中で日本人に関わることがない環境でした。
海外で学生生活を終えてそのまま長らく仕事をしてきたのですが、その時と今でこれはなんの違いだろう〜?と違和感を覚えたことがあります。
それは話の中で相手の職業を聞くのは失礼なのかな?と日本では感じる場面が多い気がします。
例えば、初めて直接あった方に話の流れで私や家族が”どんな仕事をしているの?”ということを聞かれても私は嫌な気持ちにならないし、何か詮索されているような気はしないのですが、日本人に聞かれて相手に流れで聞き返すとなんとなく気まづいオーラを出されたり、言いたくないからごまかすような回答が多い気がします。
外国人の親しくしているママさんたち、友人、また海外に暮らした経験のある日本人の方たちはさらっと会話でお互いの話をできるのですが、日本人の方は聞かれたことを否定的に感じたり、自分については隠したいと感じている方も多いような気がしました
これはもちろん日本人を否定とか、その方達が言わないのをなぜだ!とネガティブな意味でジャッジしているのではないのですが、外国人の友人などとは自然に仕事の話、家族の話として職業や人生食べていくためにどんなことをしてきたか、しているか、とお互いオープンに話すので、日本でそのような気まずい雰囲気になった時に最初はなんとなく理解できずに戸惑ったという話なのです。
日本でずっと働いている友人にその話をした時、あることを言われました。
日本では、仕事や会社の名前や規模、どんな業界にいるか、そのような話を聞くのは失礼にあたる、と
例えば、ママの集まりなどではそのような話はよくされるが、そのことでマウンティングがあるとか、ないとか
誰のご主人がどんな仕事でどんな暮らしをしているのかでそのグループにいらっしゃるご家庭のランク付をするような感じでしょうか
ひえ〜〜〜〜
びっくり
職業や働いている会社でその家族や奥様がランク付されるって
全くもって意味がわかりません
もちろん、海外生活の中で子育てをしている外国人ママさんたちでも一部ではそのようなゴタゴタはあると聞いてはいましたが・・・
日本人ほどはないような気がします。人は人、自分は自分、と生きている人が多いような気がします。ありがたいことに私の環境はそうでした
そういう日本人の習性が、職業を気軽に話題にできないという気持ちに繋がるのでしょうか
そういえば、少し話はずれますが、海外生活をしている駐在の奥様たちの間でマウンティングなど含め色々あるとのことを、駐妻中の友人の多くが言っています。
異国の狭い街にたくさんの駐在の家族が集まるとつながりも多く、助け合えるし、楽しいこともたくさんある反面、ちょっとしたことがきっかけで色々と苦しい状況にもなるのでしょうか??
ある友人は駐在も何度も経験しているのでその度にたくましくなって嫌なことをされても気にならなくなったと言っておりましたがそこにたどり着くまで色々な思いをしてきたようです嫌がらせをされた経験などを聞いていると駐妻の世界も色々あるのでしょうね
なぜ、駐在歴、旦那様の会社名、仕事や役職でどこのご家族や奥さんが偉いだとかそういう発想になるんでしょうか?!
せっかく異国にまできて日本人同士でそんな風に揉めたり阻害したりするより、異国でしかできない経験をできる限られた時間を楽しまないのでしょう〜〜勿体無い
ちょっと話がずれてしまいましたが、郷に入れば郷に従え、ということで日本人の方には親しくなるまでそういうことを口に出さないように気をつけようと心に決めました
もちろん私は聞かれてもなんでも答えちゃいますけどね〜〜