夏休み前半の今日、
僕は父方の祖母の家に帰っている。
祖母は今年、夫に先立たれた。
彼女はいま、ひとり広い家に住み、
失われていく生命に思いを馳せながら、
孤独に日々を消化している。
そんな祖母は、とても僕たちに気を遣う。
70歳を越えた老女の気遣い。
それは、ある話題を避けること。
言外の仕草はしかし、
非難めいた響きを伴っていて、
否応なしに僕は
自省を促されてこれを書く。
なぜ僕はもっと強く
母親を弁護出来ないのだ?
普段おしゃべりなクセに、
肝心なところになると
遠慮が口に蓋をする。
なぜ自分を、
こうも卑下してしまうのだ?
祖母は
僕を出来の悪い孫だと
思っているのだろうか。
母親を強情だと
思っているのだろうか。
そうに違いないのだけれど。
僕には何も出来ないらしい。
祖母はいま、
かつての夫が使った寝室に横たわり、
長い夜を明かそうとしている。
タイトルは「アジサイ」です。
別にここに載せる意味もないのだけれど。
アジサイ
わがままな白雪姫
あの花を踏み潰してしまおうよ
これから何か出来るかな
深呼吸しても僕のまま
いつの間にか遠慮して
お互いに見せつけなくなっていた
アジサイが綺麗に咲いたから
手紙に写真を添えたんだ
心のサイレンは ずっと
鳴り響いてるのに ずっと
暗がりでかくれんぼ そっと
誰も探しはしないのに そっと
ポケットに古い言葉を
転がしながらの待ち合わせ
ハイヒール叩く音が
素敵に響いて顔上げたら
君の事を考える以外
全部面倒になって
今日穿いてるそのスカート
水玉模様スゴくいいね
雨のにおいがするから
コーヒー飲んだら帰ろう
曇り空をキャンパスに
地図を描くんだ
心のサイレンに もっと
正直にありましょう もっと
僕らのアジサイを
ずっと深く愛せるように
そっと ずっと そっと ずっと
ふむ。
正直、迷走しているな。
別にここに載せる意味もないのだけれど。
アジサイ
わがままな白雪姫
あの花を踏み潰してしまおうよ
これから何か出来るかな
深呼吸しても僕のまま
いつの間にか遠慮して
お互いに見せつけなくなっていた
アジサイが綺麗に咲いたから
手紙に写真を添えたんだ
心のサイレンは ずっと
鳴り響いてるのに ずっと
暗がりでかくれんぼ そっと
誰も探しはしないのに そっと
ポケットに古い言葉を
転がしながらの待ち合わせ
ハイヒール叩く音が
素敵に響いて顔上げたら
君の事を考える以外
全部面倒になって
今日穿いてるそのスカート
水玉模様スゴくいいね
雨のにおいがするから
コーヒー飲んだら帰ろう
曇り空をキャンパスに
地図を描くんだ
心のサイレンに もっと
正直にありましょう もっと
僕らのアジサイを
ずっと深く愛せるように
そっと ずっと そっと ずっと
ふむ。
正直、迷走しているな。
