怖かった辰野支線と工事車両 | たまてつ TamaTetsu

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Railroads in the Westside Tokyo

↓ 青春18きっぷを手に塩尻駅から乗ったのは、

みどり湖経由ではなくて、

辰野行きの電車でした。

この線区には乗ったことがあるはずだけど、

いつ乗ったか全く記憶にないほどはるか昔。

 

塩尻駅を出た列車は、

立派な高架線の本線から右へと分かれて山の方へ。

先ほどまで撮っていた西福寺をかすめ、

築堤の上に出ました。

列車は高度を徐々に上げながら、

左へと大きく大きく180度、

完全に向きを変えるまで回り込みます。

左に見下ろす果樹園の中のあの辺りが、

私が何時間か前に列車を待った所か。

塩尻市街が眼下に小さくなっていきました。

 

トンネル内で頂上に達した後、

列車は下り坂の直線上を一気に加速。

トンネルの壁が近くて速度感マシマシ。

トンネルを出ても速度を緩めるどころかさらに加速。

いやいや運転士さん、

ちょっと怖いんですけど。

 

田園風景が広がった所でようやく減速、

次の小野駅に無地に到着しました。

スリル満点の約10分間でした。

 

辰野からは飯田線からのJR東海の車両を挟み、

岡谷で大月行きの列車に乗り継ぎました。

ロングシートだったのはちょっと残念。

 

特急を退避したここは富士見駅だったかな?

 

暑かったけど、

夏から秋へと移り変わる雲を堪能した1日の、

締めにふさわしい景色に出会うことができました。