「四季島」撮影で、本番での弱さを露呈 | たまてつ TamaTetsu

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Railroads in the Westside Tokyo

 久しぶりに「四季島」を撮りたいなと、八王子市内、裏高尾の中央東線沿線へ出かけました。

 最初に寄った新井踏切の辺りに他に撮影者はいなかったものの、あいかわらず雑草が生え放題。線路越しの小高い山の紅葉も期待したほどではなかったので、小仏トンネル手前まで行くことしました。

 

 線路を見下ろす有名撮影地の辺りにも雑草が多めながら、他には撮影者1人だけだったので、位置を自由に選ぶことができました。紅葉具合いもまあまあ。

 

 さて、「四季島」がやって来る前に通過する列車で撮影イメージを固めます。まずはカメラを三脚に据え付け、ズームレンズのテレ端で遠方に見える色付いた銀杏の木とともに。すぐにカメラを手に持って左へ1歩ずれ、引いて手前の線路を。さらに縦にして最後尾を横から。

 211系やE233系の普通列車はもちろん、カーブでもやたらと速いE353系でも、まずまず上手くいきました。

 

 いよいよやって来た「四季島」。

 

 絞り込んだせいか、手前の4本のケーブルが目立っちゃった。よく見れば列車の正面にもケーブルが細くかかっているけど、これは承知のうえ。

 左上の構造物は中央道と圏央道が交差する八王子ジャンクション。圏央道から中央道下り線への合流路が激混みでした。

 

 この三脚撮影を引っ張り過ぎ、次の立ち位置への移行に余裕がなくなりました。思い描いていた構図を必死に思い出している最中に「四季島」が。

 シャッターを押したものの、お見せできるものではなく…。

 

 最後尾の縦位置は何とか。

 ソファーに人の姿が見えれば良かったのだけれど。

 

 何となく消化不良な日でした。

 

 ところで、 気になったのはこの辺りに多く設置された、間もなくの工事開始と駐車制限を告げる看板。何やら囲いもすでに。何の工事かは不明。どう変わるのか。