今、透明な仕切りが注目されています。
スーパーやコンビニでは、レジの向こうとこちらとは透明なビニールがぶら下がり、飲食店では隣席との間に透明プラスチックの衝立が置かれています。
複線区間の途中に設けられた2面2線の小さな中間駅であるここからは、条件が良ければ富士山を望むことができますが、今回は駅の施設そのものに着目しました。
北側に設けられた改札口から地下道を通り、反対側のホームに向かって階段を昇ると、柱に絡まるツタがぶら下がっているのが目に入ります。その辺りに屋根はあるのに、意外に明るい。
それは、屋根が透明で、太陽の光が入るから。
ガラスほどの透明度はないけど、雲の形まではっきりと見てとることができました。
絡まるツタにとって、そこはまるで温室。