(前回はこちら)
では、この神殿、いや駅舎の中に入ってみましょう。
外観そのままに、天井の高さが特徴的。列車が着いたのか、ときおり人の波が押し寄せてきます。
写真左手に階段があり、それを登った所に、プラットホームへの入り口があります。左下に写っているエスカレーターは地下鉄への入り口。
プラットホームへの階段途中から撮影。内部の装飾も外観と違わぬ荘厳さを持っています。
出発列車の掲示板。隣国スイスの地名も見えます。国際列車の発着駅であることがわかります。
案内放送はイタリア語の他に英語でも行われますが、天井が高いせいか、反響しまくって全く聞き取れませんでした…。
そして、こちらがプラットホームへの入り口。
頭端式ホームがずらっと並び、その上をドーム型の屋根が覆っているのがわかります。ガラス製の屋根を通して陽の光が届くので、ホームは思ったよりも明るく見えました。
この赤い列車は、Cisalpinoさんがブログでよく紹介されている所を通るのでしょうか。
残念ながら、切符を持っていない人はこのゲートの向こうには行けないようで、列車のそばへ行くことはできませんでした。昔は誰でも自由に入れたらしいのですが…。
駅の中にはカフェなどがあり、朝食を楽しんでいる人が見えます。クロワッサンとエスプレッソが、イタリア人の典型的な朝食なんだとか。
さて、次回はミラノの街へ向かいます。「あの絵」も登場。
(続く)