http://www.jreast.co.jp/press/2010/20100916.pdf
目玉は何といっても東北新幹線八戸～新青森開業でしょう。東京と青森の間が3時間台とは、夜行列車に乗ってはるばる到達するイメージのある私にとっては隔世の感です。
さて、新青森から各地へ接続するダイヤも改正されるのですが、どうも腑に落ちないことがあります。
発表によると、東京から新青森で乗り換えて弘前まで行く下りの場合、最速到達時間が現行の4時間40分から4時間13分に短縮されるとのこと。
しかし、新青森からの接続特急について、現行は「いなほ」、「かもしか」、「つがる」を合わせて9.5往復あるのが、改正後は「つがる」のみ4往復に削減されてしまいます。しかも発表の最後のページにある接続時刻表を見ると、4往復中1往復は新幹線には接続していません。新幹線接続のみを考えれば、実質は特急3往復体勢です。
普通列車については、現行17往復が22.5往復とやや増発されるようではあります。
ただ、弘前～青森の現行所要時間は、特急であれば30分程度、普通列車は50分前後。私がこの区間を普通列車に乗ったのは10年くらい前が最後ですが、ロングシートの701系で、しかもひどく混雑していて座れなかったことを覚えています。
発表では、
「臨時特急列車も合わせ、新青森駅を発着する「はやて」と青森・弘前方面の在来線を接続させる体系とします」
とあり、多客期には増発もあるようで、時刻表のダイヤ改正号が発売されたら、もう1度検証してみたいと思います。
にほんブログ村