写真コンテストで思い出すのが、もう25年くらい前、鉄道友の会に入会していた時期があり、東京支部写真部会主催の初心者向け写真コンテストが開催されたことがありました。
物は試しと応募したのですが、まあ、予想通り入賞はかなわず。
でも、作品1点1点に口頭で講評をいただき、たいへん参考になりました。
その時の応募作品と講評内容を、これから何かのコンテスト入賞を目指す方の少しでも参考になればと、ご紹介します。
なお、この画像はプリントをスキャンしたもので、実際の仕上がりとは異なることをご了承下さい。また、データを残さなかったので明記できません（カメラは今と同じコニカFS-1）。
題名：夕暮れのプラットホーム
撮影日：1982年8月14日
かつて磐越西線喜多方と熱塩を結んでいた日中線。DE10に引かれたオハ61系客車が1日わずか3往復、しかも朝と夕方にしか走らないので、
「日中線とはこれいかに」
などと言われていました。
写真は、濃い目に焼いたのはわかるが、タイトルにした「夕暮れ」にしては陽が高過ぎるとのこと。題名付けは重要ですね。
題名：晩秋
撮影日：1982年11月14日
東北新幹線開業によって消え行く運命だった東北本線の特急･急行列車を目的に、東大宮～蓮田間で撮影。
写真の列車は特急「ひばり」。上野と仙台の間を、ほぼ1時間に1本の割合で走っていた、「L特急」の代名詞的存在でした。
画面左側の竹枠（?）の入れ方が中途半端、とのアドバイス。切るか入れるか、写真は取捨選択ですね。
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