何も知らぬ座敷牢の侭でいられる筈も無く、経験を只管積めばいい訳でもない。場数とミスから学ぶ事が大切。
かと言って、ミスや心の傷で委縮状態からは、何時か抜け出さねばならず、時には周りを苦しめもするだろう。
成功だけしか認めない社会、何の為に引き篭もったのか、生産効率以外に目を配らなかった結果、惨劇発生。
巻き添えになった命はやり場がない。自分さえ良ければいい、他人なんか知った事じゃねえやがぶつかり合う。
狂気の飛び火は、更に悲しみへ追いやる。戦争ってこんな風だった…。傷塗れの手負いは、周りが視えない。
叱る声も聞こうとせず、目を覚まそうとしたら、思わぬ返り討ち。自らの復讐を果たすべく一線を遥かに超えた。
今後は個々のバックボーン迄癒せる様な、精神的ケアーが不可欠になる。秘めたる加害者が、無関係者を巻き込み続けない様、復讐やテロリズムの種を播かせぬ為、ぼく達がやるべき事は何か、皆で意見を交わしたい。
傷ついた者同士が自らの古傷を曝け出し合い、飛び交わすだけやり抜けば、少なからずや一歩は進めよう。
因果応報は努力の結晶にも当て嵌まるなら、惜しみなく怯えもせず、勇気を持ってその危ない橋を渡り続けたい。君達の支えになり、救世主を目指せるのなら、ぼくが君達を助けよう。危ない橋の向こう側より、傍へ。