トラウマを乗り越え、自己認知・啓発を重ね、何度もぶつかり合い乍ら、ぼくは人生を戦い続け、ここまで来た。
未だ行動範囲は、従来の半分にさえ満たないけど、付き添いさえあれば、外出や通勤等、行動はできる。
今は、イヤーマフ(道路工事の掘削作業で使う物)にノイズキャンセリングイヤホン併用が必須。不快な音から兎に角自分を守りたい。要は聞こえなければ構わない。聴覚の防備を固める余り、他はどうでもよくなってしまう。
1つだけの特化で他は手薄になる。口頭で話が出来ない(筆談とか手話で代用策は取れる)。交通ルール上危険過ぎる。クラクションやエンジン音・自転車のベルが路上で聴こえないと事故が起こり得る(警報機は目で判る)。
それでも、自分の焦りにすら気付かぬ侭、又も傷つけた。おれ自身が治りたいから、藁にも縋る精神的焦り様。減薬のリバウンド? 現住居が風水的に災いを招いても? 若し効果的なら、何れにしても試す価値は否めない。
自身は積み重なる。現状精一杯を尽くせば、力になる。解らず屋の了見に批判されたくない。リハビリの路線も踏み外したら逆効果。高望みが駄目とは決めつけないが…。地道に進むのが焦れったいぼくの姿は見え隠れ。
詰まりは防備を欠かさず、精神状態を平静維持。無理は控え、毎日ノルマを可能な範囲で。現時点は無難に進めばいい。焼け跡も枯れ野原も終には復興を遂げた。ぼくは今からフェニックスとして生まれ変わる。そして超える、陵駕を目的に飛び上がりたい。人魚姫が声を取り戻したとて、行き成りペラペラと過去の様には話せない。