一昨日だかニュースで、ぼくの住む小田原市の某職員が生活保護受給者に対するヘイト行為が報じられた。10年間も続いて乍ら、ぼくは全く無知。津久井の余震的な部分を垣間見た。
ぼく自身も障害者で作業所に通ってはいるが、かつてと違い長くはいられなくなっていた。
現在の施設に移りたての頃は人に対する拒絶感が酷く、挨拶されるだけでも不快で、雰囲気に耐え兼ね一時はもう嫌だと限界を職員に吐き出した程。それでも復帰の意思を伝え、今はキャパシティーを徐々に伸ばしつつある。明日には、一昨日予約した3箇所目の見学を控えている。
お国への貢献希望概念は障害者でも健常者でも等しく持っている。おれなんて学校通うより児童労働の方が良かったと事ある毎に思っていた20代。人通りの少ない道路で奇声を上げ続けたのは丁度10年前。障害者1年目のぼくにとって、大迷惑乍ら最大の自己防衛手段だった。
障害者・難病患者の中でも症状にレベルを有しており、例えば重篤な難病患者にキツい肉体労働を強いるのは無理な事。作業所で仕事をこなし工賃を受け取っても、サラリーマンには到底及ばない。それでも、国の役に立ちたい、リア充したい気持ちは皆同じ。お零れなんか言うな…
おれは必ず這い上がる! 今日もぼくの戦いは続く。苦しみを乗り越えて夢を叶えたいから。