令和3年11月24日
本日、天気はもう完全に冬の天気(-.-)
朝メッチャ寒いし、外は時雨れていて遠くに見える山はうっすらと白く雪化粧していた。
アッと言う間に3か月おきのゾラデックスの日が来たが、その度に四季の変化が感じられ、そのためか1年が過ぎるのも凄く早い感じがする。
あと1ヶ月もすれば俺もまた一つ年を重ねてしまうし…。
こんな寒い日に病院行きたくないけど、ゾラデックス注射は今回もいれて後2回を残すのみ!!!!
気合を入れて行こうじゃないのww
そんなこんなで昼食をとった後、寒空の中重い足取りで病院行ってきやした。
泌尿器科受付を済ませ、中央処置室に移動。
書類を渡す小窓から中を覗いたら、ゾラデックスの女神Oさんが見えたww
検尿のカップを渡されトイレでおしっこをしながら、神様にOさんが打ちますようにと本気でお祈りした。。。。
・・・・っで、祈りが通じたのか、呼ばれてから採血の準備をしているOさんのところに通される!(^^)!
オッシャァ~~!!!心の中でガッツポーズ!!!
今日は完全にもらったぜ!!!!
この病院では、最初の採血をしてくれる看護師さんが全て処置してくれるシステムなのだ。
不思議とOさんは採血も上手い。
俺は怖がりなので、いつも針を刺す瞬間を見ないようにしているが、この時もいつ針を刺したか感じないくらいの実に見事な採血っぷりww
そしてベットに通されカーテンを閉め、下腹部を露わにしてガッツリと冷やしながら、女神の登場を無防備な姿で待つわけだ。
待ってる間ドキドキするけど、ホント、今回はマジで安心感があるんだよねww
いざ女神のお出まし。
カーテン開けると蛍光灯の光が後光を射してるように見えるのは俺だけか・・・
全く無駄のない動きでゾラデックス注射の準備をし、手でヘソ下をサワサワし狙いを定めている。
そして・・・・
皮膚をおもむろに摘んで・・・
Oさん・・・「刺しますよ!・・・・ハイ終わり!!!!」
俺・・・「・・・え”っえ”・・・マジっすか!!!」
ザクッと来るのを内心ビビっていたが、殆ど何も感じないまま終了したのだ(笑)
俺・・・「本当に流石の腕前です。やったのがわからないくらいでした。」
Oさん・・・「うふふww」
俺・・・「刺して痛くない場所があるんですかね?」
Oさん・・・「いや特に・・・ヘソから手の平の範囲内に刺すだけですよww」
俺・・・「でも他の看護師さんとかだとメチャ痛いんですが・・・」(ヒソヒソ…)
Oさん・・・「数分患部を押さえていてくださいね。(ニコニコ)」
そう言って、爽やかな香りを残し華麗にカーテンをシャーっと閉めて去っていった。
カッ、カッコイイ!!!
何かカッコ良すぎて身体がキュンって熱くなってきたぞww
えっ!・・・ひ・・・ひょっとして、これって「恋」なのかしらん♡(#^.^#)
「ゾラデックスの恋」ww・・映画のタイトルみたいだしww
そんなタワ事をボーっと考えながら天井を見つめてふと気付いた…
身体が熱くなったのって、これ、ホットフラッシュだわ( ゚Д゚)
いつもなら、注射後痛すぎて前かがみになり涙目で下腹部をさすりながら診察室の待合室に向かうのだが、今回は背筋まっすぐ何の違和感もなく歩けるしww
こんなにも違うものか・・・ なんならルンルン走ってもいけるくらいの勢いww
待合室で座って待ってると、空いてたらしく何と30分かからずに呼ばれた。
俺・・・「こんにちは」
医師・・・「調子はいががですか?注射も残りあと1回ですね。」
俺・・・「お陰様で、ウエイトコントロールもしっかりできてるんで調子いいです」
医師・・・「ところでヨガも続けてますか?」
俺・・・「勿論です。最近はヨガでリンパマッサージもやり始めて、これが実感できる効果があり自分でも驚いてます」
(紳士の皆様、前立腺マッサージではありませんよww)
俺・・・「首・鎖骨・わきの下・腹・鼠径部・膝等のリンパの流れが滞留しがちな部分をマッサージすると、全身スッキリして夜中におしっこに起きなくなりました。」
医師・・・「おぉ~」 (( ..)φメモメモ
俺・・・「ホットフラッシュも軽減されるようだし、朝までぐっすり寝れるっていいもんですねww」
俺・・・「頻尿とリンパマッサージってなにか関連性があるんですかね?」
医師・・・「すみません。その辺は勉強不足でわかりませんww」
医師・・・「ランボーさんのようにキチンと考えて、薬に頼らずに自分で改善させるって立派だと思います。」
俺・・・「ヨガのお陰で痔も良くなりましたし。今ではマグミットもヘモポリゾンも必要なくなりましたからww」
医師・・・「血液検査の結果がでましたが、診察が早かったためPSA値だけまだでてませんが、他はどこも問題ない値なのでこんな感じだと順調に推移してるはずです」
俺・・・「3ヶ月後に最後のゾラデックスを打ったらその後は無治療という事でしたが、それからが結構不安です。もう何回か追加はできますか?」
医師・・・「いや、それは出来ません。」
そこで俺は、恐る恐る勇気を出して聞いてみた・・・
俺・・・「私の場合このような流れで行くと、将来的にPSA値落ち着いていきそうですかね?」
医師・・・「そうですね。ランボーさんの場合は大丈夫落ち着くと思いますよ。」
ぅオッシャァァ~💪 初めて答えてくれたぞww
実はこの担当医、職人肌の寡黙な医者で殆ど余計なことは言わず、今までこの手の質問には絶対に無言だったのだ。
医師・・・「ただ、他の医師は放射線終了後5年で寛解宣言するのが多いけど、私は10年診ますからね。その時が卒業になります。」
俺・・・「あと8年、先生にしっかり付いて行きます!!あざっす!!!」
そのようなやり取りが有り、次回最後のゾラデックス予約は3月2日となった。
会計を済ませ病院を出ると、木枯らしが吹いて時雨れていた。
広い駐車場をコートの襟を立てて肩をすぼめて車まで歩いたが、心の中は晴れやかで体も心なしかポカポカである。
…あっ、これホットフラッシュだわww
続く・・・・・