令和2年12月5日

 

 

 

 

副作用の話だが、これについては個人的な体質・持病の有無・癌の進行具合・日ごろの生活習慣等の違いによって、人それぞれ様々な症状が現れるだろう。


俺の副作用についてだが、大きく分けると二つの治療に因るものがある。


一つは「ホルモン治療」に因るもの。

二つ目は「放射線治療」に因るもの。

 

 

 

 

先ずは「ホルモン治療の副作用」の実体験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

大体3ヶ月過ぎくらいから徐々に表れて、半年くらいには完全に実感できるくらい顕著になってきた。

 

 

14話にも書いているが、具体的にコピペにちょっと継ぎ足してこんな感じww


◆頭髪の密度が俄然濃くなってきた💛

 

◆体毛が薄くなり肌がスベスベになった(#^.^#)

 

◆肌感が柔らかくなった

 

◆加齢臭や男臭さが無くなった(枕カバーが無臭にww)

 

◆睾丸・陰茎が小さくなり、しかもフニャフニャになった(朝立無し💦)

 

◆筋力が低下し、筋トレでいつもの重量がビックリするほど上がらない(チェストプレスマシンで117kg10回が3回しかできなくなった💦)

 

◆3時間みっちりとスキーをすると足腰が疲れる

 

◆登山もいつもと違う疲労感を感じるようになり楽しくなくなる

 

◆女性を見ても霊長類ヒト科のメスにしか見えない(橋本マナミ見ても何も感じないってこと)

 

◆体つきがふっくらポチャポチャしてきた

 

◆油断するとすぐに体重が増える(体重管理が以前より難しい)

 

◆夜中、背中が火照って熱くなり目が覚める。酷い時は2時間おきくらいに目が覚めて、暑いのか寒いのかわからなくなる(笑)

 

◆朝起きると手の指が浮腫んでいる(腕を上に向けて浮腫みを取らないといけない)

 

◆初めの注射で肝機能の数値が普段の10倍に跳ね上がってしまった(10話参照)💦

 

◆女性にありがちな更年期障害の一つのホットフラッシュが日に数回突然来る

 

 

現時点(約1年4か月経過)でホルモン治療はこれから先も当分続く予定だが、このところ副作用にも慣れてそれなりに上手く付き合っているので、お陰様で今のところ特に深刻な感じではない!(^^)!

 

 

 

 

次に「放射線治療による副作用」の実体験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


実際に実施したリニアックだが、今回俺が選択した放射線のリニアックはトモセラピー。

 

他に米国製トゥルービームやドイツ製ノバリス等もあるが、色々調べた結果全方向から照射できるトモセラピーにした。

 

余談だが、当時どのようにして転院先病院を選択したかというと、最新のリニアックを設備している最寄りの病院をピックアップし、各々リニアック1台当たりの患者数や放射線医・放射線技師の人数等調べ上げ、総合的に判断して病院を決めた経緯がある。

 

結果的にトモセラピーという名機を設備し、1台当たりの患者数も少なく学会の名簿で著名放射線医等在籍している経験豊富な「Gセンター」にした。

 

昨今技術の発展が目覚ましく改良型等も出たりしているので、検討している方は最新情報を調べた方が良いと思う。

 

ただ、良いリニアックを見つけても長期間の通院になるので、それが自分の近くの病院にあるかどうかが大問題(笑)

本当は重粒子線治療できる病院が近くにあれば悩まなくて最高なんだけどねww

 

また、副作用を減らすために直腸と前立腺の間にスペーサーとしてゲルを注入し直腸を守る照射方法も実施されてるんで、個人的にトモセラピーとゲル注入もいい組み合わせのような気がする。


とにかくリニアックについては、隣接している直腸などほかの部位に放射線が当たらないような工夫がどんどん進んでいるので、最新のリニアックを設備している病院を選ぶに越したことはない。


しかし、リニアックを実際に操るのは放射線技師。

放射線医ではない。


すなわち、その病院にいくら著名な医師がいても、放射線技師の力量が低いと余計な部位に放射線を照射されて副作用の要因となる。

 

突き詰めると悩まずにはいられないよね(笑)

 

 

 

っで、本題にもどり放射線治療の副作用についてだが・・・


◆とにかく肛門様周辺の筋肉の根性が無くなってくる(肛門様の働きが馬鹿になってしまった)。


◆その為切れ痔になりやすくなる。


◆夜中に尿意で目が覚めるようになる。


こんなもんかな。。。

 

 

副作用が徐々に出だしたのは、放射線治療の後半辺り(1ヶ月過ぎ位)からだった。

 

今までは夜に余程ビールを飲まない限り夜中におしっこすることはなかったけど、治療後半くらいから徐々に夜中1回は目が覚めておしっこに行くようになる。

 

それと期を同じくして、マグミット錠とヘモポリゾン軟膏がないと不安になるくらい切れ痔になり易くなった(;'∀')


毎朝の💩は慎重にしないと、直腸に溜まった💩が肛門様の制御が効かずにそのまま出ようとするから、無理に肛門様が拡げられてピリピリ切れるっていう仕組みだな(笑)

 

 

 

振り返って、4月から6月までの2か月にわたりトータル39回、軽く致死量を超える放射線を浴びた事で何かしら副作用が出るのは当然なわけなんだが・・・

 


そして・・・放射線治療終了から約6か月経過した現在の状況・・・

 

ヨガでやっているポーズの一つが効いているのか、ここ最近、肛門様に活力がみなぎり、思う存分力強く💩をひねり出せるようになってきた。

 

当然のように、肛門が切れる前にぎゅっと力が入って拡がりを抑えて絞り出せるので切れ痔も改善ww

 

それまでは毎朝緊張しながらの脱糞だったので、これは俺にとっては非常に喜ばしい事だww

 

 

そのヨガのポーズとは・・・

 

仰向けに横になり手の平を下にして床につける。
両足の裏をぴったり合わせてガニ股のような姿勢を取る。
両手の平で床を押す気持ちで、肛門を締めながら尻を浮かして恥骨を上に上げる。

 

これを10回1セット、日に1セット位で効果が出ると思うww

 

こんなんで改善するのか?と思うなかれ。地味に繰り返せば結果は出るようだ。要は継続である。

 

 

更に今まで夜中おしっこに起きる毎日だったが、今では3日に1回位の頻度になり、夜じゅうずっと睡眠がとれる日が多くなった。

 

個人的に温泉の効果のような気もするが、基本的に体を冷やさないような心がけか?

それとも時間が解決したのかしら・・・

 

 

こんな経緯で今のところ、俺の放射線治療に因る副作用は徐々に収まってくるような方向だ( *´艸`)

 

 

 

 

総括すると、放射線治療に因る副作用は尿道に来るか、直腸に来るか、はたまた人によって運が悪いと両方に来るのか、バラバラのようだ。

 

ホルモン治療に因る副作用も、大体みんな僕が感じた症状と似たり寄ったりのようだが、個人個人一番酷いと感じる症状は色々だと思う。

 

 

僕が考えるに、多少副作用が酷くても治療が終了し時間がたてば徐々に通常の状態に収まると信じる。

 

余り神経質になるのも免疫力に影響し癌細胞を増やす原因になるので、日々対処しつつのんびり構えるのがいいような気がする。

 

 

 

上記に書き連ねたこれら副作用の症状は、あくまでも僕個人の症状であるという事を踏まえて、僭越ながら参考にしていただけたら幸いだ。

 

 

 

 

続く・・・・・