令和2年5月11日~15日

 


毎日の放射線治療が淡々と続くが、長いようで折り返し半分がアッと言う間に過ぎてしまった(遠い目…)。。。。

 

 

 

今週14日木曜日恒例の診察にて、医師と僕の放射線治療終了後の話のまとめ。。。。

 

 

◎来月の初旬には治療が終了する予定だが、これで前立腺癌が完治するわけではない。


◎一応の区切りは付くが、今度はPSA値との闘いが始まりそこからまだまだ先は長い。


◎暫くはゾラデックス注射を続けなければいけない。


◎そもそも癌という病は、治療が終わっても「完治・治癒」という表現はせず「寛解」という。


◎つまり癌が治っているわけではなく、あくまでも体の中で落ち着いている状態ってこと。


◎体の細胞を一個一個調べることは不可能なので、厳密に言って身体の中に一個の癌細胞も無くなったとは言い切れない。


◎将来的に何かの拍子で、たまたま1個の生き残った癌細胞が突然暴れだして増殖しだすことだって無いとは言えない。


◎放射線治療終了後PSA値が落ち着けば「病状が落ち着いて、臨床的に問題がない程度にまで治った(寛解)」という状態になる。

 

◎だから目出度く寛解の状態になっても癌というフェーズは変わってないと考え、そこから先、日々油断することなく免疫力UPを意識した食生活を続けることが大切になってくる。


◎PSA値が10年間位落ち着いた時点で「完治」となるだろう。

 


このように、こうして自分自身が実際に段階を踏んで経験してみて言える事は、癌という病気はつくづく厄介な病気だということだ.....(;'∀')💦

 

 

 

今現在僕の身近に2人の前立腺癌患者がいる。

 

一人は80歳。幸いにも去年早期発見で今後の治療方針としてはホルモン治療だけにし、死ぬまで癌と共存していく選択を取ったようだ。

 

高齢なので色んな事をして体に無理な負担をかけないほうがいいと思う。

 

元々自覚症状もなかったので、ホルモン治療を続けながら普通に日常の生活に支障がなく元気で過ごせれば、何の問題もないだろう。

 

 

もう一人は78歳で、何年も前に手術を選択して取ったが、最近PSA値が上がってきたようで放射線治療を勧められているようだ。

 

僕が思うに多分「再発」しているのだろう。

 

彼もまた放射線治療はせずホルモン治療で癌と共存していく方針のようだ。

 

 

前立腺癌治療は、癌が見つかった時点での進行具合や、その人その人によって生活環境が違ったり価値観も違うので、治療方針は多岐にわたる。

 

しかし最終的に目指すものは、QOL(Quality of life)に尽きるだろう。

 

体に多少癌細胞があったとしても、それを抑えつつとにかく元気で何不自由なく生きていけることこそ重要な事だと思う。

 

 

僕の場合はまだまだ若いので、完治を目指しこれからも頑張っていく所存だ( `ー´)ノ彡☆☆

 

 

 

 

 

 

続く・・・・・