どまんなか
へその街・富良野。というのは以前も書きましたが、身近にその象徴があります。
自宅から程ない場所に富良野小学校があり、その校庭の一角が小さな公園になっています。
特に変哲もない公園ですが、やたらデカ厳つい茶褐色の石碑が建っています。よく見ると・・・
「北海道中心標」
と見事な筆文字で刻まれていて、その前にも古めかしい石碑がもうひとつ。
「北海道中央緯度観測標」
の文字が。
この地こそ東経142度23分・北緯43度20分、広い広い北海道の中心地点でございます。
まさにへその中のへそ。
この公園の名も「中心標公園」。地元では「へそ公園」として親しまれています。
明治末期に富良野が開拓されて数年後、大正3年に旧京都帝大の教授らが地球重力などの
観測機器を設置した標準点なのだそう。
ちなみに中心標は高さ4㍍、重さ34㌧となかなかのもの。もちろん市の文化財です。
また北海道の形をした花壇があり、富良野市木「イチイ」、富良野市花「エゾムラサキツツジ」
も植えられていて、富良野の静かなランドマークといった感じ。
正確にはわずかにズレますが、僕はどまんなかに住んでるわけです。
道央でも中央区でもないですが(笑)
※実は富良野から狩勝峠を越えた新得町のJR新得駅前にもやじろべえを形どった「重心
モニュメント」というのがあります。
以前、重心を正確に算出すると北海道の中心はこの新得であるといわれ、富良野は如何に?
と話題になりました。
ただ、新得は断面一次モーメントによる算出の“重心”、富良野は上記の如く緯度経度による
算出の“中心”であり、どちらも“まんなか”であることには違いない地であります。

