はい、
日本でもっとも、
ダイニングのことを考えている、
日本唯一のダイニングコンサルタント、黒羽です。
ダイニングコンサルタントを肩書にした当初、
このコンサルを体験してもらいたいと、
いろんな方に話をしていました。
ダイニングのコンサルというと、
ダイニングセットに詳しい、
インテリアコーディネーター…
というイメージで、
見られることが多くありました。
ぼくの仕事は、ちょっと違って、
「家族の絆をつくる、
ダイニングスペースをつくること」
この仕事のモニターを探しておりました。
ある日、
顏の広い女性の友人に、
モニターになってくれる人の
相談をしていました。
すると、
なんと彼女が立候補。
話を聞いてみると、
ご主人と、
仲は悪くはないものの、
良くもない…
お互い、関心が薄い…
失礼ながら、
まさに、もってこいな状況…
さっそく、ダイニングがどうなっているか
話をきいてみます。
使っている椅子の座り心地とかは、
現地に行かなければ
分からないこと。
この場で、コンサルができるとすれば、
「配置」に関してです。
お話を伺ってみると、
モニターとして、
このうえない「配置」のダイニング♡
アドバイスしたのは、
一点のみ。
「テーブルを90度動かしてみて」
彼女の自宅のダイニングテーブルの配置はこう。
ご主人は、
キッチンに背を向けて座っているそうです。
そのテーブルを90度動かす。
たったこれだけ。
そして、
そんなことをお願いしたあと、
なんとなく、
こっちから
「その後どうですか？」
なんて訊くことが、
ちょっ気が引けて、
随分と時間が経ってしまっていました。
コロナのおかげで、
ZOOMで話す機会が
先日ありました。
すると、
彼女の方から話を初めてくれました。
旦那さんは、
キッチンよりの席に
座ってくれているそうです。
「顔が見えるから話しちゃう…」
「お互いの思ってることが違うことに気付いて…」
「キッチンでの作業に感謝してくれるように…」
「私に何を期待しているのかががわかって…」
テーブルを90度動かしただけで、
こんなに変化があるなんて！…と
モニターとして、
サイコーの成果の報告をいただきました。
90度動かしただけ…
こんなことで、
こんな変化が生まれます。
ダイニングでのコミュニケーションは、
家族の会話は、
お互いをちゃんと見てるってことに
つながるんです。
家族の会話が少ないな…
と思っている方、
お試しを。
fuscoma.
クロハチインテリアデザイン
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