一本、取られました! | 椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

ダイニングは住宅の中心、ダイニングは家族の中心、という考えをもとにサイコーのダイニングチェアを探求します。

はい、

日本でもっとも、
がダイニングのことを考えている、

日本唯一のダイニングコンサルタント、黒羽です。
 

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内装の現場が進んでくると、

 

仕上げ…

つまり、天井・壁・床の色が見えてきます。

 

 

 

昨日の画像で、

職人さんが、天井を下塗りしていました。

 

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そして、

今日は朝から上塗りに入り、

 

たった一日で、

 

空間が真っ白になりました。

 

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“白”って、スゴイですね。

 

現場~っていう空間が、

白くなるだけで、

すでに、美しくなった感じがします。

 

 

もちろん、

インテリア的には

これからなんですけど、

 

“白”っていう色の

クリーンな感じが、

 

空間をまとめてしまいます。

 

 

 

光があたることによってできる、

“明”と“暗”が、

 

最もよくわかるのが、この色。

 

 

デザインがしっかりしていれば、

するほど、

 

エッジが強調され、

緊張感が生まれます。

 

 

ある意味…

 

どんな色よりも、

派手な色。

 

 

 

とりあえず白く塗っとけば…

なんていう甘い考えは、

 

持たないほうがよいでしょう。

 

 

白は、

良い悪いも、

はっきりと出てしまいます。

 

 

 

 

 

 

白い椅子…

で思い浮かぶのは、

 

 

この“チューリップチェア”

 

                 “チューリップチェア” エーロ・サーリネン  1957デザイン

 

 

白い躯体に

赤いシートが目を引きます。

 

デザインは、

建築家としても有名な、

 

 

エーロ・サーリネン

 

もっとも有名な作品は、

これかな。

 

 

アメリカ ミズリー州の国立公園、

「ジェファーソン・ナショナル・エクスパンション・メモリアル」の

記念碑である、

「ゲートウェイ・アーチ」。

 

造るのが難しくて、

完成は、サーリネンの死後に…。

 

 

 

 

チューリップチェア…

 

なにがスゴイかって、

 

世界初の一本脚の椅子なんです。

 

 

どうも、サーリネンは、

テーブルと椅子の脚が乱立する、

テーブルの下の混乱状況が、

我慢できなかったらしい…

 

その問題を一掃するためのこだわりが、

この椅子のデザインにこめられいます。

 

 

なので、もちろん、

チューリップテーブルも

存在します。

 

 

確かに、

好みはあるとは思いますが、

 

テーブルの下はスッキリしています。

 

 

 

 

いまでこそ、

このようなテーブルの脚は

普通になっているし、

 

ビジネス用のチェアは、

一本脚のモデルしかありません。

 

 

 

あの、世界の“王貞治”さんが、

この椅子を参考にしたかどうかは

わかりませんが、

 

一本足打法を初めてゲームで披露するのが

1962年の7月1日。

 

 

 

チューリップチェアのデビューほうが、

4シーズンほど、早い…

 

 

 

ヒントはもしかして、

この椅子に…

 

 

 

 

 

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