小も、大を兼ねたりします。 | 椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

ダイニングは住宅の中心、ダイニングは家族の中心、という考えをもとにサイコーのダイニングチェアを探求します。

はい、

日本でもっとも、
ダイニングのことを考えている、

日本唯一のダイニングコンサルタント、黒羽です。
 

 

 

 

 

近所ではあるのですが、

 

久しぶりの,

街中華のお店。

 

 

 

手作りの餃子や、

麻婆豆腐が美味しいお店です。

 

 

店主に方に

話を聞くと、

 

お客さんは、

やはりとても少なくなったとのこと。

 

国の補助も、

ホントなのか…と

 

嘆いておられました。

 

 

ランチ時、

お客さんはいませんでした。

 

商店街も、

人はまばらです。

 

居酒屋さんが、

ランチ営業をしていたり、

人がいないのに、

飲食店の看板だけが

出ているのが、

 

とても不思議な景色です・・・

 

 

 

 

椅子の中に、

ちょっと、不思議なデザインの

椅子があります。

 

 

                                                               カイ・クリスチャンセン NO.42

 

カイ・クリスチャンセンのNO.42という椅子です、
ぼくの大好きな椅子のひとつで、

いつかは欲しいと思っています。

 

 

後脚から伸びた材が、

急角度で折れ、

背もたれを支えています。

 

 

 

 

その後脚は、

このように、内側に角度がついていて

フォルムに動きを与えています。

 

 

 

そして、

最大の特徴が、

この、短い肘掛け。

 

“ハーフアーム”なんて

呼ばれたりしてます。

 

肘掛けたら、折れないのかな?

という気持ちにさせます。

 

削り出すのではなく、

材を継ぐことによって、

逆に強度を出しています。

 

 

端に見える、

ピンを埋木したあと。

このピンによって、

 

背もたれは可動します。

 

広い背もたれは、

くつろぐスタイルによって、

確度が合わなくなる…

 

ということがあるのですが、

 

この椅子の場合、

自由度が高く、

くつろぎ感がUPします。

 

 

そして、

この位置の肘掛けですが…

 

とても具合が良いのです。

脇を閉じて、腕を掛けます。

 

ラウンドした面が、

腕が滑るのふせぎ、

ピタっと落ち着く感じ。

 

 

 

カイ・クリスチャンセンに、

この形状の肘掛けの椅子が

他にもある理由が、わかります。

自分でも気に入っていたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

とても有名な椅子…

 

ということでもないのですが、

 

肘をかける椅子でありながら、

テーブルに引き込める…

ということが、

スペース利用的に良いのでしょう、

 

老舗の

ヨーロッパのレストラン画像に、

写っていることがあります。

 

 

 

 

 

ただ一つ・・・

残念なポイントがあるのです。

 

それは、座面の高さが46㎝も

あるということ。

 

この高さでは、

ダイニングでくつろげる日本人は

少ないと思います。

 

かかとが上がってしまいます。

 

身長の高い欧米の方が、

クツを履いて食事をするという

シチュエーションを想定しての

SH(座面高)の設定なのかもしれません。

 

欲しいけど、

購入にはいたらないという

ぼくの理由のひとつが

ここにあります。

 

 

 

この椅子。

製造中止になっていたのですが、

日本の宮崎椅子製作所さんが、

ライセンス生産しています。

 

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                                宮崎椅子製作所

 

一度は伺ってみたい、

工房のひとつです。

 

 

 

 

 

 

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