「スリッパ」から考える家具屋さん選び方。 | 椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

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ダイニングは住宅の中心、ダイニングは家族の中心、という考えをもとにサイコーのダイニングチェアを探求します。

はい、

日本でもっとも、
ダイニングのことを考えている、

日本唯一のダイニングコンサルタント、黒羽です。

 

 

 

みぞれから始まった、

寒い一日でした。

 

仕事場は板の間です。

 

こういう日、

スリッパのありがたみを

心底感じます。

 

 

 

 

そして、

家具を考える上でも、

 

スリッパは、

大切なアイテム。

 

 

先日、

関家具さんという家具屋さんには

スリッパがあって、

 

                                                                           出展:株式会社関家具

 

スリッパのある家具屋さんは、

良い家具屋さんです…

 

と書きました。

 

すると、

「なんで?」と

説明を求められることが数回ほど…

 

 

 

なので、

スリッパの大事な話をしようと思います。

 

 

 

「良い家具屋さんにはスリッパがある」

 

まずは、こう言い切ってしまいましょう。

 

ぼくは、家具屋さんに行くと、

必ず訊きます。

 

 

「スリッパ、ありますか?」

 

 

ときどき、

「あります♡」…と言って。

売り物をもってこられることもありますが…

 

 

 

 

 

こう言い切れる理由。

 

それは、

「お客さんの生活を考えている」から。

 

 

 

これを読まれている皆さんは、

ほぼ、日本の方だと思います。

 

 

なので、

自宅にいるときは、

ほぼほぼ、クツを脱いで、

生活していると思います。

 

 

でも、

家具屋さんに行くには、

出掛けることになりますので、

 

クツを履いて行きますよね。

 

 

求める家具が、

椅子だろうが収納だろうが、

 

クツを履いたまま使う家具を

さがしているわけではない。

 

 

 

 

あたりまえですが、

クツを脱いだ、自宅での使用を考えて

選びに行っている…

 

 

こんな簡単な事柄に、

気が付いていない家具屋さんだらけです。

 

 

 

 

いや…

実は、気が付いていて、

あえてそうしてるのかもしれないのです。

 

 

ここからは椅子の話になります。

 

椅子という家具の、

販売先を考えてみましょう。

 

住宅でしょうか。

 

 

いや、椅子と言うのが

最も売れるのは、店舗です。

 

一般家庭には多くても6脚。

 

 

ですが、大きな飲食店だと、

数十脚とかの数になります。

 

そしたら、そっち向けにつくりたいと

思う会社さんが多くなります。

 

 

飲食店…クツ履いたまま、

食事する所がほとんどです。

 

ということは、

クツのかかとの高さ分、

高い設定の椅子とテーブルになるわけです。

 

 

そして、クツを履いたまま

自宅で生活することが普通の、

海外のメーカーの椅子を

扱っているお店でも

同じことが言えます。

 

 

 

このような椅子が、家庭用として

販売されています…

 

スリッパのない家具屋さんで…

 

 

 

自宅で使用すると、

あれ?

なんか椅子が高い…

と、思うことになるわけです。

 

 

 

今まで、

たくさんの家具屋さんに

伺いました。

 

良い家具を販売しているお店でも、

スリッパのないお店はあります。

 

ただ、

スリッパのあるお店で、

残念な思いをしたことは、

一度もありません。

 

 

気になったら、訊いてみましょう。

 

「スリッパ、ありますか?」

 

 

もし、用意があれば、

 

そのお店は、間違いなく、

あなたのことを考えてくれる家具屋さんです。

 

 

 

 

 

 

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