はい、ダイニングコンサルタントの黒羽です。
「あなたにおすすめのピンがあります」
このフレーズとともに、
PCの画面、右下に、
椅子の画像が出てきます。
“Pinterest”(ピンタレスト)
というサイトにアカウント登録すると、
ぼくの検索を記憶して、
勝手に画像をアップしてきます。
ほとんど、流してしまいますが、
時々、「お!」とか「これは!」という
心を動かす画像がでてきます。
先日、でてきたのが
この画像…
NOWHERE LIKE HOME(関家具)のダイニングチェアKAPELL
とてもシンプルなスタイルの椅子。
しかし
この椅子のプロポーションを見て、
「お、これはなかなか良いぞ…」
それは、背もたれから、
ちょこっと伸びている肘掛け。
ぼくの推奨する、
テーブルと同じ高さである可能性が高い。
とすると、
問題は、あとひとつ・・・
ピンタレストは、
画像をクリックすると、
そのままホームページにとびます。
NOWHERE LIKE HOMEさんのダイニングチェアKAPELL
そこにあったのがこの寸法図。
注目すべきは、
赤矢印の数字。
SH 420
シートハイが420㎜ということ。
以前、「SH(シートハイ)の闇」という
記事を書きましたが、
ぜひ、中編、後編もお読みください。
この420㎜という寸法…
なかなかないんです。
デザインが良いなぁ…
座り心地よさそうだなぁ…
と思って、
SHを確認すると、
440㎜(以上)…トホホ…
となることが多いのです。
440㎜は、
住宅のダイニングチェアとしては
高すぎなんです。
くつろげない高さ…
そりゃ、身長が高ければ、
良いかもしれませんが、
日本人には、ちょっと高い。
440㎜は、
靴を履いて食事する椅子。
家庭用のダイニングチェアよりは、
靴を履いて座る、
外食産業に使う椅子の方が、
大量に売れる…
たぶん、そんな理由から、
SHの高い→靴を履いて使う高さ
の椅子が、多いのだと考えられます。
話はもとに戻りますが、
この、KAPELL。
SHが420㎜なわけです。
肘掛けが良さそうで、
SHが420㎜であれば、
数少ない、
推奨事項を備えた
ダイニングチェアということに…。
ダイニングコンサルタントとしては、
画像と寸法ではわからない、
実際の座り心地を確かめねばなりません。
いざ、KAPELLに座りに、
NOWHERE LIKE HOMEさんの
ブランドを有する、
“関家具”さんの五反田ショールームへ…
明日に続きます。
乞うご期待!
クロハチインテリアデザイン
fuscoma.
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