「樽」という天才。 | 椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方

ダイニングは住宅の中心、ダイニングは家族の中心、という考えをもとにサイコーのダイニングチェアを探求します。

はい、ダイニングコンサルタントの黒羽です。

 

 

 

母 「雄二、樽…どこ?」

 

 

と、意味不明な質問から

今日は始まりました。

 

 

 

昨年の冬に、

田舎が岩手だというカラオケ友達から

教えてもらったダイコンの漬物。

 

 

醤油に、洋からしを混ぜた

漬け汁を使います。

 

この漬け汁がポイントらしく、

 

昨年、すぐになくなっちゃった

覚えがあります。

 

 

 

ぼくは、

「ダイニングコンサルタントの黒羽」を

「黒いダイコン」と略して

自己紹介をしたりしますが、

 

 

本日漬けるのは、

普通の「白いダイコン」…

 

 

image

 

 

去年のこともあり、

今年は7本漬け。

 

 

お酒のアテとしてもサイコーなので、

漬かるのが楽しみです♡

 

 

 

物置の奥の棚の上…

「樽」が見つかってよかったです。

 

 

 

 

 

 

ぼくの好きな樽は、

 

どっちかっていうと、

こういう樽…

 

日本酒の一斗樽。

 

 

 

ただ、

今日はこっちの樽のお話。

 

 

ウイスキーの樽です。

 

オークという木材が使われています。

日本名では「楢(ナラ)」。

 

 

硬い広葉樹で、

分かりやすく言えば、ドングリの木も

この仲間です。

コナラって言いますよね。

 

 

この硬い木材によって、

樽がつくられ、

木の持つ香味成分などで、

ウイスキーは熟成されていきます。

 

 

 

ヨーロッパでは「森の王」と

呼ばれる木材。

 

堅牢で、歪みの少ない

その性質は、

家具にも多く

使われています。

 

 

 

そんな中で、

この樽としての役目を終えた材が

家具として生まれ変わっています。

 

     

 

 

 

あのサントリーが

“樽ものがたり”というブランドで、

販売している家具シリーズ。

 

 

 

見たことある椅子じゃありませんか?

 

そう、日本の家具メーカーの雄、

「カリモク家具」がつくる、

 

ある意味名作、「Kチェア」。

 

 

最近、よく目にする

イージーチェアです。

 

 

 

このKチェアを、

サントリーのウイスキー樽で

つくってしまったのです。

 

 

 

その材には、

数十年、ウイスキーの入っていた樽。

 

ウイスキーのシミや、

樽の帯鉄を固定した釘跡を、

あえて、見えるように

使用しているそうです。

 

 

このKチェア自体も、

1960年代にデザインされ、

現在まで、カタログ落ちすることなく、

つくり続けられている椅子。

 

その、昭和なデザインが、

現在また、人気となっています。

 

小ぶりなサイズは、

日本の住宅事情にも

あっています。

 

 

座り心地もまた、

昭和な椅子なのですが、

 

その佇まいは、

ザ・日本というイメージを、

色濃く感じさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

クロハチインテリアデザイン

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