僕が働く大名のお店の、このところ女性に人気のコースの最後の料理であるパスタは「カルボナーラ」です。
パスタの種類の中では定番のメニューです。
そんなカルボナーラを毎日お客様のテーブルまで運び、美味しそうに食べている様を見ていると僕の欲求に火がついてしまいました。
キッチンのシンジにその日の賄いにカルボナーラを指名し、希望どおりにソレを食す。
幸せです♥
モチロン、ただ、食べたいから食べたのではなくその料理をお客様により、リアルに説明するためにも必要なことです!という建前をおいて僕はカルボナーラを頂きました。
さすが弊社洋食料理長!美味しくいただきました!
明日からまた、さらに当店の「カルボナーラ」の美味しさをお客様にお伝えします!
そういえば以前僕はホテルに併設されていたイタリアンレストラン『トラットリア バルミュゼット』で勤務していた時の事です・・・
当時、まだ居酒屋のジャンルに入っていた小野グループを辞めたばかりの僕は本格的なレストランで本格的なサービスを学ぶべくそのレストランに勤め始めていました。
しかしその店では見たことも聞いたことも、モチロン、たべた事もない料理がキッチンからホールへ運び出されていました。
オーダーを記入するのも、キッチンに伝えるのもイタリア語。
悪戦苦闘の日々でした(泣)
今でもはっきり憶えています。初日に見たこともない料理をお客様のもとへ運ぶ際、どんな料理かもわからない料理だったのでキッチンの僕より年下の女の子に『この料理はどこですか?』と尋ねると・・・返って来た答えは
「・・・よかった、『この料理はなんですか?』って聞いてきたらぶっ飛ばそうかと思いました。」
僕は凍りつきました。それ以来、僕は彼女のことを「ぶっ飛ばすチャン」と影でよんでました(笑)
けどそんなどキツイ台詞を吐くその女の子は料理に対して直向きな、まさに料理人でした。
その後は僕も仕事を覚えてきて少しづつですが彼女にスタッフとして認められてきました。
(しばらくはその子の事は怖くてニガテでしたが・・・w)
そのレストランの賄いはもっぱらそのコが作ってくれてたのですが、そこにも彼女の職人魂が光っていました。
『作る方もベストな状態で作るので食べる方もベストな状態で食べて下さい!』
毎日忙しいお店にもかかわらずいつも賄いを作る時、食べる僕らのことを考えてくれてました。
常においしい状態で食べて欲しいという想い・・・・
そんな彼女の料理は本当に美味しく、ホールで働く僕らも自身を持ってテーブルへ運んでいました。
『この店の料理人が作る料理は全部美味しいですよ!賄いだって凄く美味しいんですよ!』
ホールで仕事をする人間にとってコレ以上のオススメの言葉はありません!
自分の体験こそ伝えるということにおいてこれ以上正確なものはないかもしれません。
美味しいものを食べる。
新しいものを発見する。
楽しいことを経験する。
感動をする。
自分自身で感動経験をしたことがなければその感動を人に伝えることは難しい。
休みの日でも、仕事中でも常にソレを求め探し続けなければなりません。
さぁこれからもまた新しいモノを探しに行きたいと思います!
佐世保にいる『ぶっ飛ばすチャン』は元気かなぁ?
時間ができたら会いに行きたいと思います。
