ちっちゃい頃、僕の家は母が専業主婦だったので家に帰れば晩ごはんが準備されているような家庭だった。

今ではコンビニ弁当が主食となる生活を送っているのでたまにオフクロの料理が食べたくなえる(泣)

小学校の頃の話だが、仲の良い友達がいた。

その友達は両親が商売をしていたので学校から帰宅しても家には誰もいなく、学校が終わると彼の家でゲームをしたりして自由な空間を一緒にすごしていた。

今思えば家に誰もいないのは淋しかっただろうなと思う。

そんなんだからか僕はほぼ、毎日彼の家に遊びに行っていた。

ある日の事だ。ふとお腹がすいた僕らは家の中から食糧(お菓子)を探していた。

けど、その日は家じゅうのどこにもお菓子がない。

子供だった僕らには死活問題だ。

すると友達が急に台所に向い、ガスコンロの前にビール瓶のケースを足場にして料理を始めた。

料理といってもなんの変哲もない目玉焼きだった。

けど、当時の僕には衝撃的な光景だった。

僕の家では小学生である僕がガスコンロを扱うなど言語道断、まったく触らせてもらえなかった。

むしろ、そういった行動、つまり料理はは大人がするものだと思っていた。

なんのことない目玉焼きだったが美味しいと感激し、同時に友達がすごい大人に見えた。

それ以来、僕も自宅で料理をはじめた(といっても小学生が作るので料理と呼べるものではなかったけど(笑))

今思えばそれが飲食店で仕事を始めるきっかけだったのかもしれない。

アルバイトも飲食店ばっかりで、一人暮らしをはじめてからも自炊をやるようになってた。



最近、料理を作ることが仕事になってきている。

10年以上この仕事をしているがホールで接客やドリンクメイクがほとんどで調理に関してはどっぷりとはしていなかった。

けれども僕はいろんな料理人たちの仕事を見つめていた。

カフェ、居酒屋、イタリアン、フレンチと素晴らしい料理人たちと出会い、共に働き、彼らの姿を目に焼き付けてきました。

今、僕には彼らの魂が宿っている。というと大袈裟だけど作り方、味、盛り付けと僕の引き出しにはなかったはずの知識や感覚が溢れてます。

料理を作ることの大変さと素晴らしさを日々噛みしめてます。

もちろん、まだまだ料理人としても未熟な僕ですが『美味しいっ』と一人でも多く言ってもらえるように精進いたします!




$カフェと音楽と自転車とちょっと仕事場のコト。

最近、『食堂バールONO』では遅い時間になると店内にて雪を降らせております。

クリスマスソングなんかも織り交ぜたBGMで皆様をお待ちしております。