クレジットカード会社大手の三井住友カードとケータイ電話大手のNTTドコモが推進するポストペイ型電子マネーのiD。三井住友カードはドコモのケータイ電話用にiDを利用できるようにしているだけではなく、iD一体型カードも登場させ会員の用途に合わせてiDが利用できるようにしております。
今まで三井住友カードにはこれらのiDはあったのですがQUICPayやVISATOUCHの様に専用のカードまでは登場させておりませんでしたが、いよいよiD専用カードが登場することとなりました。
【三井住友カードiD専用カード】
https://www.smbc-card.com/mem/addcard/id-credit_s.jsp
上記の写真がiD専用カードでこのカードの利用は本体カードの利用として後払い請求される仕組みとなっております。新規発行手数料は1,050円ですが現在のところは無料発行可能と言うことです。また現在も三井住友カードiDをお使いの方にも発行されると言うことでした。
そして三井住友カードと提携しておりますANAカードもiD専用カードが発行されましてそれも専用デザインカードとなっているようです。持っている本体カードによって専用のデザインがありますと所有者にとりましても嬉しいことですよね。
iDはQUICPayやVISATOUCH(SmartPlus)などと同じで端末にかざすだけです。発行会社が違うだけで仕組みは同じことなのですよね。それにしましても今からiD専用カードの発行とはまた何か面白い計画が考えられているのでしょうか。確かにドコモのケータイを持っていらっしゃらない方やサイフから一体型カードをとり出してかざすよりは定期入れなどに入れてお使いになり方も多いでしょうからね。いろいろな発行形態があっても良いのではないかと思います。またANAカードiDの様にカード一体型が無いカードにも専用カードを発行することでauやソフトバンクをお持ちのANAカード会員もiDを利用することが可能となるわけですね。それに専用カードデザインと言うところが他社提携カードにもいろいろ提案できるものであり面白いのではないかと思います。
私は今のところiD専用カードは必要なさそうです。ですがケータイが壊れた時に故障修理期間中の利用が心配ですのでカード一体型は最低欲しいところですけどね。ところでケータイ電話ではauとソフトバンクがiDを利用できるようにする気配がありませんね。やはり同業者の新しい収益源になるiDをみすみす利用可能にすることはないのでしょうね。それにQUICPayやVISATOUCHがありますのでまだまだ様子見と言ったところでしょうか。
私としましてはダイナースクラブでQUICPayを始めて頂くかセブンイレブンでiD利用を始めて頂ければほとんど不便は無くなり有り難いのですけどね(笑)。