今日は前回の続き、「湿性温熱オイル湿布」のお話をしていこうと思います。


前回この施術は


 排毒用のオイルをしみこませたフランネルを腹部に貼り、温熱を与えるものというような説明を致しました。


小腸、大腸には、独自の吸収と排泄に関する、脳とは独立した形の神経があることから、「セカンドブレイン」とよばれるとても大切な器官であることもお話ししました。


 この排毒用のオイルは、人体の調和の波動と共振する波動の型をもちます。そして、熱の波動が加わり更に活性化します。これを腹部に貼ることによって、小腸の絨毛(食物の栄養を体内へ吸収するところ)のはたらきを活発にして、消化された食物からの栄養素の吸収をよくしていきます。


小腸の絨毛のはたらきは、肉体内部の老化と密接に関係しています。


小腸の絨毛はさらにリンパを生産する場所でもあります。ここから吸収されたリンパ液は中心乳び管、リンパ本管を経て血液と合流して全身へと廻り、体液として各細胞に栄養を与え、老廃物の排泄に力を貸しているというはたらきもあります。


すなわち、私たちの全身を廻っている体液を活性化するのです。


また、小腸の絨毛のあいだにはパイエル板とよばれる、免疫器官があります。ここは腸管免疫とよばれる、生体防御に関わる免疫機構において重要な働きを担っていることが判明し、その機能が徐々に明らかになりつつあるというところです。


 人の免疫機能に深くかかわっている場所ですから、免疫バランスの異常からあらわれるさまざまな症状に対して、可能性をみることもできるといえます。


 現代は免疫バランスが暴走をおこしたことによるさまざまな症状を抱える人が増えてきています。そして現代の環境は免疫機能を狂わせるようなものがあふれていますから、免疫機能を正常に保つためにもとっても重要なアプローチであると確信しています。



 腸の神経をとおして肉体と魂とのバランスをとるので、自律神経の不安定な状態にも効果が期待できます。


自律神経を正常に切り替えることは健康美にとって、とても大切な要素です。しかも私たちの意識では自律神経を操ることなどできないですから、湿性温熱オイル湿布でカラダの機能をしっかりと整えるということは、私たちの意識では届かない体内のバランスを整えるという意味で非常に意義のあることといえます。



えっ…と、なんか小難しいような。。まどろっこしい…?(笑)


表現を気をつけながら書いたので、私が感じている素晴らしさの半分くらいのお伝えしかできていない気がする…(^^ゞうーん…


ちゃんとお伝え出来るようにまた、おいおい、少しずつお話していきますね。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。


あなたのココロとカラダ、細胞の健康美を祝福します。

Dimplist多叶来未