もし、この世界に貨幣がなかったら、どうなるのだろう?
今の人類の前提として根付いている「お金」。
しかしこれは長い歴史を鑑みると、決して絶対的な概念・前提ではないように思う。
資本主義が崩壊したのであれば、もはや「お金」を前提にして新たな価値観を構築していく必要はないのではないか。
一度、「お金」という前提を取っ払ってみてもいいのかもしれない。
そもそも資本主義におけるお金とは何だろう?
それは一つに、社会で生み出される「価値」の代価だろう。
もし仮に、「価値」をお金で表すのではなく、「価値」そのものにしたらどうなるだろうか?
今まで「価値」の代わりだった「お金」。
今度は「お金」の代わりとなる「価値」。
無貨幣となると物々交換が前提となるが、交換するものが「物」だけでなく「サービス」も含まれるとすれば、社会はどう変わっていくのだろう?
今まで全ての前提だった資本主義は崩壊した。
それならば、過去の歴史を振り返り、止揚となる社会モデルを想像してみるのも、時には悪くないのかもしれない。
世界には資本主義を捨て、新たなステップに進もうとしている国が存在するのも事実。
実現可能か否かはどうでもいいが、今こそ全ての人間が現状を正しく認識し、真剣に現実に向き合う機会なのかもしれない。