私なりにやっとわかってきたイギリスのカルチャーがあります。


それは、ダイレクトに表現しないということです。


今になって、分かってきたのですが、京都と似ています。


こんなのも

(写真はお借りしました)



例えば、イギリスでは It’s very interesting と言葉で言った場合の本当の意味は、that clearly non sense ということらしいです。

夕飯を食べに来なよという言葉の意味は、社交辞令で言っただけで、本当は来ないでほしいということだそうです。


何か褒められたら、その逆の意味だと思ったほうがいいみたいです。


左側が言葉で言うことで、右側がその言葉が本当に意味するところです。言っていることと意味することが全く違うという。だから皮肉屋と呼ばれるんだとか。


イギリス人から、急に連絡が途絶えることが何度かあり、何か気に障ることを言ったかな、と思っていたのですがそこで思い当たったのが、これでした。ネットで調べるとかなり出てきました。


アメリカは私が知っている限りですが、言っていることにそこまで裏の意味はないように感じました。


イギリスでもその人の性格や階級によっての違いはあるかも知れません。

私も人生経験を積んでいるので、態度を見れば本音かどうかは何となく分かると思っています。笑顔でも冷たい目だったり、やたら褒め言葉を並べたり建前に気づく点はあります。


丁寧に聖人君子のようなことを言うことが多いようですが、言われる言葉の裏の意味には気をつけたほうがいいなと思います。裏表の少ない表現を好む人には厳しい環境かと思います。