インダストリー 4.0 という産業革命の流れがはじまると、冷蔵庫の中をスキャンして、スポーツドリンクが足りないようだと、
自動的にオーダーして、ドローンが必要な分だけ届けに来たり、ほしいものをほしい時に、ほしいだけ届ける、またウェアラブルデバイスが、秘書となって、何時にどこに行くので、何時にどの電車に乗ってくださいといったことをリマインドする、といったことが普通になると、本で読みました。
便利すぎる世の中になることに、怖さを感じました。
アメリカの企業の金儲け戦略に乗せられて、世界中にダメ人間が製造されていっている気がします。
便利すぎると、逆に疲れるし、考えたり、気づいたり、行動するといったことがだんだんできなくなってくるのではないかと思います。
何もしていないのに、Fucking ideot と労働者風のよれよれのイギリス人にすごい勢いで怒鳴られたことがあるのですが、
この人たちは、謝っても、余計にエスカレートして怒鳴ってきて、Fワードをさんざん言ってから、やっと離れて行ってくれました。
この人は、もともとの性格かもしれませんが、便利すぎる世の中は、人が我慢するリミットを、もっと下げてしまい、ちょっと気に入らないことがあったら、他人に怒鳴るといった人を増やすのではないか、とも思います。
サービスに関する要求と同様に、少しでも自分の思い通りにいかないことがあると、すぐに怒り出す、といったような人たちです。
不便でも、人のことを考えて、許せたり、おおらかな気持でいることのほうが、金儲けはできなくても、幸せなのかなとも思います。