仕事を探しに行くとなると、自己主張が必要になります。自己主張が苦手で、自己主張が強い人が苦手なのは、相変わらずです。
自分のほうが知っている、自分ののほうができると、なんとなく対抗してくる人も苦手。特に若い男性に多い。これは、こういうことなんですね、とこちらが少しでも違うことを言うと指摘してくる。
彼には、私は間違ったことを言う、何も知らないできない頭の悪いひとという風に見えるんだと思います。
ほんとうに知っている人は、知識をひけらかしたりしないはず、とも思うのですが。
他人より優位に立ちたいんだと思います。
それで、私はそういう対抗してくる人を、うざいと思ってしまうのです。
私は人生経験があるので、あなたのように決めつける言い方はしない、あなたに何がわかる、と内心で思っています。
なんとか、少しでも、そういう狭い考えを変えられないかと思い、鴻上尚史さんのコミュニケイションのレッスンを読んでいます。
この本には、感情はさておき、コミュニケーションのテクニックが入っています。
「もうあなたと仕事をしたくないんです」と言われたら、
「そうですか。私と仕事をしたくないんですか。でも、私はあなたとまだ仕事をしたいと思ってるんですよ。どうして私と仕事をしたくないんですか」と続ける。
そうくるか、と目からウロコです。変なプライドが邪魔をして、売りことばに買いことばになりそうな場面をYesで肯定しbutで理由を続ける。これが、ひとつのテクニックです。
これも相手が、激怒しすぎていたら、効果はないと思いますが。
自己主張が苦手なのにプライドが高く、心の中で怒りをためていく自分のコミュニケーション術を変えられたらと思います。言葉の力は、おそろしいもので、1度言ってしまうと、取り返しのつかないことになることも多々あります。
本を読んで、場数を踏むことで、苦手な人との付き合い方のテクニック学べたらと思うのです。