今年の手帳もワタナベ薫さんの手帳です。
悲しかったですが、これもご縁だったのかな。
去年は辛いことばかり起きて、泣きっ面に蜂状態でずっと暗闇の中にいるような気がしていました。
今年は、ちょっとはよくなるように頑張りたいと思います。
薫さんが、素晴らしいご縁は、何もあなたにとって心地よいことばかりではありません。実は、人が成長する機会というのは、嫌な経験からが多いのです。ですから、環境的にどうしても付き合わないといけない人の中にあなたの嫌いな人がいて、離れることが難しい場合は、その人を反面教師にして学びとることに徹しましょう、その人の何が嫌いなのか、そこから学びとることは何だろうと自問してみよう、それがきっかけで大きく成長でき、その人のおかげで成長できたと感謝できるようのなる、と書かれていました。
とは言っても、私は仕事で嫌な人に出会ったとき、反面教師として学ぶことに徹することは、できませんでした。上司で、私のしていることを、頭から否定する人と出会った時のことです。質問するといつも、どうしてそんなことも分からないのかと威圧的に話されて、話し方、言葉遣いについての注意を受ける、このままこの人といるとどんどん萎縮してしまって、自己肯定ができなくなると、ただただ悩んでいました。渦中では、いっぱいいっぱいで、何もポジティブに考えることができませんでした。
その人のことは大嫌いで、会わなくてよくなったので、うれしいのですが、そういう人とのご縁で成長できたと思います。その経験から、2、3度会えば表面的によさそうでも、意地悪な人を見抜けるようになった気がします。意地悪な人だと思ったら、心を閉めて、当たり障りのない付き合いに徹しようとしてしまうんですが、世の中そういう人ばかりでないことが救いです。
そういえば昔、怒りっぽい上司などに当たったら、怒るしかできないかわいそうな人なんだと思えばいい、と教えてくれた人がいました。
今思えば、自分の受け取り方で見方が変わるというNPLの考え方に近いアドバイスだったと思います。
ワタナベ薫さんが書かれている、嫌なご縁に合った時に、反面教師として学ぶことに徹するというのも、自分の受け取り方を変えて、嫌な人に対する許容度を高くして、心の耐性を高くするコツといえるのかなと思いました。
心が弱くていちいち傷ついているより、心の耐性が高いほうが、生きやすくなりますね。もっと心を広くするというのも課題です。
嫌なご縁もできるだけ学びの場と考え、色々なご縁があることを心にとめたいと思います。